2009年3月31日火曜日

どうせなら夢のある夢

 昨日は遅い夕食だった。お腹も空いていたせいでビールもすすむ、ご飯もすすむ…。その後、眠くてたまらなくなり、後片付けもせずに寝た(食器洗い機もあるにもかかわらず)。そして夜中に夢を見た。食器を洗っている夢だった。どうせ見るならもっと「夢のある夢」をみたいものだ。

画像は見事に咲く今朝のムスカリ。ショウちゃんは引き立て役に登場。


 こちらはmeguさんへの業務連絡画像。処分予定だったけれど、とっておきましょうか?>meguさん

2009年3月30日月曜日

長~~~い1本




”ETC混雑”の影響から解き放たれた月曜日、もう混んでいないだろうと、善通寺の「山下うどん」に行く。正午5分前でほとんど満席。きょうは釜揚げ小(値段忘れた)、連れは天釜(揚げたて天ぷら付き釜揚げうどん)小(500円)。ここのうどんの長さにはいつも驚かされる。連れにうどんをつまんでもらいカメラにおさめた。長寿につながる縁起のよいショット。

2009年3月29日日曜日

バラ届く




関東に住む息子より「福利厚生がらみで何かを送るから」と連絡があった。会社の保養所とかのパンフでも見せてくれるのかと思っていたら、届いたのは縦長の段ボール箱。思いがけなくもバラの鉢植えが入っていた。




もともと一番好きな花がバラだった私、喜んだのは言うまでもない。部屋においてこのしなやかな花びらを飽かず眺めたくもあったが、花のために外気や太陽を当ててあげようと、翌朝からデッキに出した。台所から見える位置においたので、手を休めてはうっとりとしている。花はもちろんだが、テラコッタの鉢が申し分なくいい。ただ、名前がミニバラとだけあって品種名が書いてなかった。でもまあ、名前があろうが無かろうがきれいなものはきれいだからよしとするか。

2009年3月28日土曜日

アンパンマントロッコ電車








JRのM駅で電車を待っていたら、向かいのホームにアンパンマントロッコ電車が入ってきた。噂には聞いていたが、実際にみたのは初めてで、「まだ、発車しないで~」と祈りながらデジカメを向ける。

窓ガラスはあるものの、形はトロッコスタイルだ。車内には子供が数人と親らしき大人もみえる。中からもカメラを向けていたので、もしかしたら私が写ったかもしれない。私の姿もネット上のブログで浮遊している可能性があるかと思うとおかしい。電車は高知に向かうのだろうか、松山だろうか。

JR高松駅構内にはアンパンマンのジオラマ(と表現していいのかな?)が展示してあり、男の子たちが群がっていて「あんまり、からだを乗り出すと壊れるよ」と母親に注意されていた。

私の乗った快速電車内にはディパックを座席に置き、眠ったり、本を読んだりと「青春18切符」を利用しているのかなと思わせるオジサンが数人。どの人も一人旅のようにみえた。オバサンの一人旅はこの日は見かけなかったが、いつか私もその仲間に加わる日が来るのだろうか。

2009年3月27日金曜日

薄皮たい焼き




皮が薄くてパリパリしている、と評判のたい焼きを買いにいく。お客の顔をみて焼くのでしばらく待つのだが、その間に許可を得て撮影。お姉さんがかすかにはにかんでいるのがかわいらしい。



二つだけ買ってすぐに食べた。つまり、店の前の駐車場で食べたのだ。これ以上においしい食べ方はないと自負。値段は一つ120円。心持ち高いけれど、それだけのことはあった。また食べよっと。

2009年3月25日水曜日

これぞエアプランツ

 ぶらさげているタマネギから葉っぱが出てきた。水も土もないのにこうして葉をしげらすところは、まるでエアプランツ。

…などと、笑っていないで早く食べてあげなきゃね。

2009年3月24日火曜日

シロバナの道を三枚肉抱えて

 合唱団の総会打ち合わせのために、和食レストラン「華」へ。歩く道沿いにはシロバナタンポポが今年も顔を出していた。ショッピングモールの入り口という悪条件にもかかわらず、毎年がんばるその姿をデジカメで撮影。妙なところでしゃがみこむオバサンに、行き交う車からの”不審者”への熱視線が背中にグサグサ!ふん、負けるもんか。





あらかじめ3人の席を予約していたので、列を作っていたのにもかかわらず、すんなりとVIP(?)待遇。居並ぶオバチャマグループからの羨望のまなざしは気持ちがよいものだ。こころがけです、こころがけ。これだけの豊かな皿数の、レディースランチセットが1029円。これに、デミタスでもいいからコーヒーがついたらもっと喝采したのに。

14時までのランチタイムぎりぎりまで粘って書類をひろげたあと、解散。
ショッピングモールでグラム99円の豚の三枚肉を買って帰る。夜は連れあいのリクエストでお好み焼き。
この肉を買うたびに、誰だったか、「三枚肉は三切れのセット販売のことかと思っていた」と笑わせてくれたのを思い出す。

2009年3月23日月曜日

農園フード








墓に供える花を買おうと立ち寄ったスーパーで、こんなおしゃれな「農園フード」(そう書いてあった)を見つける。片面はブルーの無地、もう片面はポップな植物柄で、かなり縫製もちゃんとしたリバーシブル仕立て。これで700円だから買わない手はない。

 さっそく本日、これを着用し、庭の草むしり。WBCでアメリカにリードされると怖くなって庭でひたすらムシる、ムシる、ムシる。ほとぼりが冷めたころ再びTVの前へ。おっ、日本が巻き返している。勝っている間だけ観戦してまた負けると庭へ…。その繰り返しで、ようやく日本はアメリカを下し決勝戦へ!私がずっと”みていたら負ける”とゲンをかついだおかげで日本は勝ったのだ。庭も少しだけきれいになり、一石二鳥。

2009年3月22日日曜日

見上げたもんだ、タンポポ

 申しあわせたように咲き始めたタンポポ。上から覗き込むと花が集まる姿がなかなかかわいらしい。


 たまには、横からも眺めて、造形(?)を確認するのもよいもんです。


 ついでに葉っぱもじぃ~~っとみてあげると、これまたロゼット型(地面にへばりついていて、踏まれてもへこたれない形)で、しぶとい姿も知ることができます。


 でも、極めつけはこれでしょう!見上げるのは「夜の星」だけではないっ、タンポポだってたまには見あげられたいのです。こんなに立派な傘になってます!ついでながら、このタンポポは在来種なり(^^)


※おまけ1、映画「タンポポ」の宮本信子さんと直にお話したことあり(じまん!)
※おまけ2、太宰治原作で映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』が公開されるようです。松たかこ主演。

2009年3月21日土曜日

新キャスターは姜さん!

4月からの「新日曜美術館」は「新」がとれて、また昔どおりの「日曜美術館」になるらしい。それはどうでもいいのだが、何と、新キャスターが姜 尚中さん!嬉しくてうさぎのダンスをしたい気分。日曜日の朝、モーニングコーヒー片手に壇ふみさんの案内する展覧会情報をみるのは、まさに至福のひとときだった。そのキャスターが今度は姜 尚中さんになるのだ。至福の上の至福は何と表現すればいいんだろう。とりあえずは、コーヒーもワンランク上にして4月の放送を正座でお迎えせねば。

2007年の4月に、姜 尚中氏が日曜美術館に登場した回は、特に印象深かった。この方が選んだ絵はデューラーの自画像。静かな語り口で、デューラーとの出会いを語る姿をみながら、「たった1枚でもいいから、人生を変えるような絵にめぐりあいたいものだ」と強く感じたものだった。ただ、神妙だったのはそのときだけで、浮気症なのか、次々と出会う絵がすべて「ベスト1」に感じてしまうので困る。絵にであうたびに人生がころころ変わったんじゃたまったもんじゃない。ところでデューラーだが、実は全くこの画家を知らなかった。あわてて図書館に画集を探しに行った私でありました。ものごと知れば知るほど知らないことが増えていく…。

2009年3月20日金曜日

会長さん、SOS

生協の宅配物を冷蔵だ、冷凍だと、仕分けしてるところへ電話。冷凍食品を気にしながら出たところ、一人暮らしのK夫人からだった。
「会長さん、ご主人いらっしゃる?」仕事で出ている旨を伝えると、
「洗濯機が乾燥を途中でやめて止まってしまったの。さっきまでヘルパーさんがいたんで、何とか洗濯物を外に出してもらおうとやってもらったのだけれど、ヘルパーさんもわからないというんです。そう…ご主人がお出かけだと、奥さんにはわからないでしょ?」

言葉遣いはシャンとされているが、何だか声に元気がなく心細げだ。すぐ向かいの家に住む娘さんご一家はお出かけで留守だという。うちからだと100Mも離れていない距離だ。
「できるかどうかわかりませんが…」と電話を切り、とりあえず行ってみることにした。

そういえば、さっきほんの数分間だけ停電になった(冷蔵庫の中の灯りでわかった)。それが原因か?K夫人は足が不自由なので、部屋の中の移動には手押し車を使っている。玄関のチャイムを鳴らしたら、庭に面した部屋から
「玄関まで出られないの。ここから上がってください」と促された。

問題の洗濯機は、乾燥機付きの全自動で、実は私はこの手の洗濯機は触ったことがない。勘を働かせて電源をや設定をいじり、何とかロックの解除ができたので、洗濯物をとりだせた。触ってみると、まだだいぶ濡れている。
「乾燥だけでもしましょうか」とピピピと設定。何とか回りだしたものの、はたしてちゃんと乾いたかどうかは見届けてはいない。

「ありがとうございます」と、庭に降りようとする私に、
「これ、塩辛くなくっておいしいの。TVをみながら食べてください」と、あられの袋を握らせてくれた。おそらくご自分用に買い置きしていたおやつだろう。ありがたく頂戴して帰ったが、
「奥さん、えらいね~、頭いいね~」と褒められたのには苦笑してしまった。

2009年3月19日木曜日

『怖い絵』は怖い

 TVでみた中野京子さんが、実におもしろい学者さんだったので、著作である『怖い絵』を読んでみた。この本の帯には「名画に塗り込められた恐怖の物語ー心の底からゾッとする名画の見方、教えます」などなど、臆病なクセに怖いもの好きの私には、堪らない誘い文句が並ぶ。表紙の絵はジョルジュ・ラ・トゥール『いかさま師』。まんなかの美しい女の横眼が一度見たら忘れられない。


 この妖しい眼の持ち主がいかさまの仲間であることはたやすく察することができる。カモはもちろん右端のわか~い青年だ。身なりで金持ちなのがわかる。本の中で語られる名画は全部で20点。ラ・トゥールのは一番最後の20番目だ。一番先に登場するのはドガの『踊り子』(本当はもっと長い名前)この名作に関しても、書かれている話にゾッとした。とにかくページをめくるたびにワクワクドキドキ。ただ、なるべく昼間読むのをお勧めしたい。怖くて眠れなくなるから。

2009年3月18日水曜日

トナカイ似の犬とマーガレット


15日の日記に書ききれなかったので、ここでご報告。
画像は控え室で発声と軽くリハをした直後のもの。このあと本堂へ移動。
曲目の中では、ご本尊に背を向けて「アーメン」と張りあげた韓国のゴスペルソングが一番人気だった。目玉はわが団のマドンナOさんの「ウィーンわが町」。留学時代の話を少し話したのち、軽やかに優しく流れるOさんのドイツ語の歌は、歌詞はわからなくとも、寺庭の梅や、菜の花に共鳴して涙が出そうになった。(例のごとくカメラマンは私)


 控え室の前の犬小屋で鎮座していたワンちゃん。どこからみてもノラちゃん風だが、大人しく人懐っこいワンちゃんだった。画像を連れあいに見せたら「トナカイか」との返事。なるほど~、私がどこか犬らしくない顔だと感じたのはトナカイに似ていたせいか。

 過分な出演料も頂いた上に、全員にマーガレットの鉢植えのお土産!嬉しくて嬉しくて、家にかえってすぐに液体肥料をあげた。地に戻してもっと大きくしてあげよう。

2009年3月17日火曜日

食べる日を待ちつつ




どこにでも生えているノビルだが、この球根部分が生で食べられる。味噌をつけて食べるとおいしいらしい。どんな根っこなのかな、と抜いてみたら、コロコロと肥え太った白い球根が出てきた。友人の話によれば、もっと大きくなってからの方がおいしいとのことなので、ひとまずお預け。葉をちぎって匂いを嗅ぐとネギの香りがする。代用品になるとか。
 土手に植えたキヌサヤが実をつけた。まだ5つほどなので、あと1週間は待たないと、ビールのおつまみになる量は無理。茹でたてにマヨネーズ…(ヨダレ)
 こちらも土手のサクランボ。品種は「暖地」。昨年が豊作(?)だったので、今年は裏年になるかも知れない。花は10個ほど開花。もうしばらくしたら受粉の手伝いをしよう。それが効果があるのか無いのかよくわからないのだが、毎年絵の具の筆で花粉をコチョコチョやっている。どれもこれも食べるのが楽しみなのだが、それにしても、私の日々の記録は、食べ物が多い。いやしいのだろうか…。

2009年3月16日月曜日

「のれそれ」にハマる

 土曜日のこと、自治会総会も無事終ったのを祝し二人でお疲れ様会をすることにした。なら刺身だ、とスーパーの鮮魚売り場へ。ハマチをカゴにいれ、もう一品、と探す視線の先に「?」なモノが。どういったらいいのか…、葛きりにそっくりなのだ。透明でピカピカしたその容姿は、「絶対うまい!」的オーラを放ち、「食べて食べて」と私を誘惑する。二人分には十分の量で、値段は398円。今しか食べられないと判断したので、即決カゴ行き。売り場の人にきいたら、そのまま洗わずに添付のポン酢で食べたらいいという。

 箸で摘まみよくよく眺めると、細長い胴体の先に黒い点がみえる。どうやらこれが目らしい。形状から「タチウオの稚魚かねえ」と話しながら、うまいうまいと食べたのだが、後でネットで調べたらアナゴのそれだった。大きく成長する予定のお魚ちゃんたちをこの段階で殺戮のようにペロリと食べてしまうなんて、人間ってひどい。でも、また食べたいなあ。しばらくはお魚コーナーに直行だ。

2009年3月15日日曜日

甘いモンでリキ入れて

 金曜日、合唱団の役員会、土曜日、自治会総会と連続で忙しい日々が続き、少々お疲れ気味な私。自治会総会欠席者にお菓子を朝方配ったあと、リキを入れるためにティータイム。地元の和菓子店の和菓子は新作で、今まで食べたことのないもの。皮がモチモチしていて、おやっと思った。紅茶は「さくら」。名前も和風だが、紅茶の味も欧米風にとんがったところが無くていい。
 神経も体も疲れたときには、ケーキよりも和菓子かな。ヴェルサイユ宮殿よりも桂離宮だ。からだの芯にストンを甘みが落ち、ついつい二個目にも手が。いつもより舌が敏感なのか、こちらもおいしかった。
 さて、疲れもとれたところで、午後からは某町のお寺でコーラスを披露する。衣装も出番を待っている。行ってきます。

2009年3月13日金曜日

ムスカリと土筆

 物干し台の足元に、ようやくムスカリが顔を出した。今年は葉がやたら伸びたせいか、ムスカリも顔を出すのが一苦労のようだ。かき分けて撮っていたら、無性に土筆を採りたくなって来た。
 飼い犬のウンチ袋と、土筆用の袋を提げていつもの散歩道へ。数日前よりも土筆がたくさん出ていて、丈も伸びている。採るたびにミドリ色の胞子がもわもわと散る。花粉症の人がみたら、耐えられない状況だろう。夢中になって採っていると、ショウがじれてくぅ~んとなく。もうすぐだから我慢をおし。さて、これぐらいでいいだろう。ハカマ取りに耐えられる量が目安だ。

一番長いのは15センチ以上もある。こんなノッポの土筆は、ハカマの数は一緒でも、食べられる部分が長いので嬉しい。
 さっと下茹でし、水にさらしたのち、薄味でたく。そして卵でとじる。しかし、この画像は何だかおいしそうでないなあ。汁も器に少し入れたのがよくなかったかな。土筆摘みは春に一度と決めている。採るのはおもしろいが後が大変だから。季節の行事がこうして一つ終わる。

2009年3月11日水曜日

女子高生に笑われようと


 昨日のこと、ワーナーマイカルの前で小栗旬を見つけた。
「(間はあいているが)肩を並べられる機会はそうない」と、血が騒いだ私

 
「撮って」と連れあいにデジカメをさしだす。奇行に慣れているのか、眉一つ動かさずに今回もカシャッ。一応、隣の”不良くん”の肩に手をかけているのがわかるかなぁ?目の前の女子高生数人が笑いを堪えている。
いいんです、オバサンだって「負けっぱなしじゃ、終わんねぇ」
(深い意味はありません。しかし、これは何の映画?)

2009年3月10日火曜日

『おくりびと』の碗皿と白子

映画館そばのピザ屋でランチをとったあと、かねてより気になっていた『おくりびと』を観に行く。ワーナーマイカルの前で、観終わって出てきた合唱団仲間N池さんとバッタリ。「第九の演奏シーンもあったでぇ」といかにも歌をする人らしい感想。

 3年ほど前、偶然にも読書会で原作本の「納棺夫日記」を読んだ。おおよその雰囲気を知っての映画鑑賞となったわけだが、私は、その年で一番印象に残った本として、このタイトルをあげたのだった。不思議な縁を感じる。ちなみに、この本を選んだのは歯科衛生士の女性で、当時は40代後半だったと思う。多忙な仕事の合間に、老人介護施設でお年寄りたちの「お口をきれいにしてあげる」ボランティアをしていたように記憶している。後に彼女自身が本も出した。

 さて、映画の話を。主人公小林大吾(本木雅弘)の亡くなった母親の仏壇には、愛用のコーヒーカップが供えてある。うちのはデミタスだが、似た柄があったので、家に戻ってから確認した。似ても似つかぬ安物でも、こうしてみると絵付けの下手さに愛嬌がある(画像がそれ:シールとか転写プリントかも)

世の中、私のように小道具に気をとられる人がいるようで、ネット検索してみたらある方のブログで、仏壇のカップはイギリスの「ブルーウィロー」というたいしたものであることがわかった。じゃ、うちのは…。きっとマネしたものだろう。

事務員の上村(余貴美子:昔から大好きな女優)が自分のために丁寧に丁寧に淹れる紅茶のセットがいいんだわ~。これは、はっきりはしないが、ヘレンド社ではないかと、そのブログの主はいう。花柄の描き方が日本の細密画風で、きっとジャポニズムがヨーロッパで流行した時代に焼かれたものなのかも知れない。この事務員さんのも、アンティークな碗皿に見えた。

事務所も、若い夫婦の住まいも実に細部まで凝ったセット(実際にロケ地にあったものかも)で、調度品の一つ一つが気になってしようがなかった。それと音楽も。チェロが聴きたくなったのは私だけではないと思う。

最後に食べ物!
ふぐの焼き白子のおいしそうなこと。火鉢に網をかけ、そこであぶった白子を二人がパクリ。佐々木社長(山崎努)の食べ方がいい。酢の物じゃなくて今度は絶対あぶりだと思った。もちろん、今は、物をおく台になっているわが家の火鉢に炭をいれて、である。

笑って泣いて、調度品を愛で、チェロを聴き、白子を食べたくなった映画だった。

2009年3月9日月曜日

大山づくし




3日前、ホールで届いた大山のチーズケーキ。昨夜は寝る前に食べたので、朝方胃が重くてつらかった。これにこりて、きょうは最後の一切れを昼間に食べた。丸ごとを一人で食べると、おかしな達成感がある。




こちらは同じ「大山」のバター。ひところ入手困難だったバターも少しは買いやすくなったのかな?使いやすさと、価格で、朝の食卓はずっとマーガリンだったので、久しぶりに食べたバターの何とコクのあることよ!ただ、トーストにぬる前の1時間は室温に戻しておかないと固くて塗れない。これが結構手間だ。夕方、隣から大量のシイタケをもらったので、バターで炒め、醤油を少し垂らして食べる。ほれぼれするほどおいしかった。