2010年12月30日木曜日

貝の口と割烹着

半幅帯(浴衣などに結ぶ細い帯)の結び方4種類を習う。どれもこれもまだ完全マスターはしていないけれど、とりあえず一つだけ家で復習。この「貝の口」には帯締めをするので、ゆるまないから安心。単衣の着物はウールで、23日の忘年会に着たもの。これでクィーンを歌いましたとさ。
ついでに最近買った割烹着を披露。白いのはいかにも、な感じがするので気恥ずかしく洋風な柄物にした。どうでもいいけれど、右横にあるのは体重計で、食卓のすぐ横において「自覚」を促すことに貢献してくれている。


2010年12月23日木曜日

着物でクィーンを歌う

金曜日の練習を祝日、木曜の昼間に変更。日中2時間弱練習ののち、夕方から忘年会の段取り。かねての計画通り、練習時から着物を着ていった。選んだのは飲物をこぼしても気にならない絣風ウールの単衣。金茶総柄の名古屋帯。丸く組んだ帯締め。臙脂の帯揚げ。

音楽室にはすでに10名ほどの団員。
「いったい何事、着物をきて」と皆に驚かれた。指揮者に至っては「お茶の帰り?」
「忘年会だから着てきました」とそれぞれに返事をしたら、「へ~、わざわざ」と感心された。

そのあとも部屋に入ってくる人くる人から「どうしたの!」と声がかかり、普段着のウールでもいかに着物が非日常着なのかを実感。ちなみにウールの着物は洋服でいうジーンズ程度の格となる。「着付け教室に行っていまして」と何度も何度も説明しているうちに、自身の緊張もほぐれ、発声練習もいつものように声が出た。帯でキッチリお腹をしめるのは案外いいのかも。
ー幹事挨拶中ー

ーなかなかのお弁当でしたー
忘年会は初めての場所で開催。貸しきることができる上に持ち込みOK。
お弁当は外注し、アルコール類はナポレオンのカミユ、ちょっと甘い赤ワイン、シャンパン。そしてビール。むろんカラオケ常備で弾き語り用(?)のグランドピアノもあった。

ステージで次々と団員が自慢の喉を披露。
「コーラスのときもあれだけ声が出ればいいのに…」と先生。
パート別の出し物ではテノールが『千の風になって』。アルト『上海がえりのリル』。ベースの選曲は忘れてしまった。ソプラノは『ブルーシャトウ』に決定。以前定演でやった曲なので、全員での大合唱となった。

宴の途中、M氏が「『青葉城恋歌』を歌ってや~」と横にやってきた。「デュエットで?」ときくと「いや、あなた一人で歌って」というので、自信がないとお断りする。知っている、と歌えるとは異なるもの。しばらくしてM氏自身がステージで歌いだした。なんだか申し訳なくて、こそこそと舞台へあがり、簡単なところだけ三度下げてハモってあげた。アドリブだったのでところどころ音をはずした。

今回の宴席でどうしても歌いたい曲がひとつ。クィーンの「We will Rock You」がそれなのだが、サビ以外の英語の歌詞に太刀打ちできないので、洋楽に強いM嬢を頼りご唱和してもらった。

M嬢は「歌ったことがないんですけれど…」といいつつも見事にこなしてくれた。二人でステージにたちサビの♪we will we will Rock You をコブシをふりあげて歌う。袖から二の腕つきだして、気分はフレディ・マーキュリー!

しかしながら年配者の多いわが団の観客は着物をきてロックするオバチャンに目を白黒。M嬢が「きょうの客はノリが悪いっすね~」と笑わせてくれる。ウケなくともいい。自分が一番喜んでいるもの。着物とクィーンとふたつのことを成し遂げていい忘年会となった。

2010年12月20日月曜日

『往復書簡』湊かなえ著

 毎日韓国語の一単語が載った韓国語カレンダーを買う。ハングル文字で書かれているので、読む練習にもなるかな。

一番集中できる場所のトイレに吊る。
ちなみに
正月   ソル(ルは小さい)
うさぎ  トッキ
年賀状 ヨナチャン
スケートの金メダリスト キム・ヨナをヨナちゃんと呼ぶと韓国人には「年賀状」と聴こえるのだろうか。

「あけましておめでとうございます」は
セヘ ボン マーニ パドッセヨ 
一年後の私は韓国語のスペシャリスト?


数日前から読み始めた本は湊かなえの『往復書簡』。一人の同級生の失踪をめぐる謎解きのストーリィ。

往復書簡の形なのだけれど、いきなり
「あなたは本当に〇〇ちゃんなの?」といぶかる言葉が綴られ読み手も翻弄されていく。『告白』でヒットした作家なので楽しみ。寝る前に読むと、たいていストーリィを忘れてしまってまたもどって読む羽目になるのだけれど、翌日ちゃんと覚えていた。こんなこともあるんだ。

2010年12月18日土曜日

市民クリスマス前の特訓

S学院内教会での市民クリスマスが午後6時半から開演。
毎年演奏で参加する私たちの本日の演奏は3曲。
Confitemini Domino    
Ein'feste Burg ist unser Gott (バッハ作曲 邦題「神はわがやぐら」)
                 今夜は日本語で。
The Glory and Majesty of Your Name

3曲めはサンフランシスコのサラトガの教会で合同演奏した思い出の曲。来年12月の定演にも歌う予定。歌詞もだがメロディもきらきらしていて美しいはずなのだが仕上がり不足で、「美しい」ハーモニィとはほど遠く、きょうの出演前に数時間特訓がある。場所はアメリカ旅行前の英会話をご厚意で特訓してくださったN先生が園長をつとめる幼稚園をお借りする。

ステージ衣装(今年は黒×黒の組み合わせ)、靴、アクセサリを点検してまもなくでかける。クリスマスなので赤いセーター。行ってきます。

≪帰宅して≫
演奏無事終わり。まあまあかな~。
子供たちの合唱団がレベルアップしていたのに驚く。M先生の力はすごい。
本番が8時過ぎに終わり(私たちは毎年トリです)そのあとナッシュビルへ。
まもなく福井へ転勤するOさんのお別れ会をした。飲んだのは生ビール中ジョッキ。
車の人がほとんどなので、アルコール飲料は私ぐらいか… すみませんm(_ _)m
演奏で乾いたのどにおいしかった。Oさんお元気で!

2010年12月12日日曜日

帰りに大根

ウォーキングに出たところで自治会長に遭遇。帰りに大根を持って帰れという。どうか忘れませんように。

2010年12月8日水曜日

ポジャギのようなインド綿で

この夏、でき心で買ったインド綿のタンクトップ。中にTシャツを着てチュニックにするつもりでしたが怖ろしく似合いませんでした。時々歳を忘れるのは困ったもんです。

太陽にかざして、光を通すと、この布地はとてもきれいで、まるで韓国のポジャギのようです。眺めているうちにアイデアが湧いてきたので、アルモノを作ることにしました。インテリアに用います。明日にはできるかな?きょうは予告だけ。出来たらまたご報告を。

≪経過報告≫
22日の時点でまだ作っておりませぬ。急がねば。

2010年12月7日火曜日

10回の練習より1回のお出かけ

着付け教室5回目。不細工な形ながら何とか名古屋帯が結べるようになってきた。
「次は半幅帯ですね」と講座のおわりかけに確かめたところ
「あらそうだったかしら」とのどかな声でM先生はバッグの中からプリントを出し自分で作った予定表に驚いていらした。このゆるさ加減が長年通う生徒さんのいる理由か。

ついでに「栗林公園のライトアップに着物を着て行きました。薄暗くて目立たないと思ったので」とご報告したところ、
「それはとてもいいことよ。10回の練習より1回のお出かけです!」と
思わずメモをとりたくなるようなお言葉を頂戴した。お出かけせねば、お出かけするのじゃ(着物だとなぜかやたらと「お」をつけたくなる)と、帰りは友人と二人、念仏のように唱えながら帰った。

2010年12月5日日曜日

豊島へ(2)-イル・ヴェント-

豊島レポート第2弾。とりあえず画像だけ貼っておきます。説明はまたのちほど。




 帰りの船に乗る直前、こんな不思議なカフェでお茶を飲みました。
外観は普通の民家。




2010年12月4日土曜日

豊島へ(1)-豊島美術館-

昨日の嵐のような天候がまるでウソのような4日(土)の超快晴。美術館仲間13名で”アート研修”と銘打った豊島探訪をしてきました。高松港9時07分発の高速艇(往復2600円)は瀬戸芸も終ったというのに満席。作品がいくつか残っていることと、ベネッセの新しい美術館「豊島美術館」を、瀬戸芸パスポート提示で、無料鑑賞できることも人気を集めているようです。おおよそ50分の乗船で豊島の家浦港につきました。そこから島内を走る無料巡回バスに乗車。
バスも当然満席で、ギュウギュウ詰めでした。豊島の一番先の訪問は森万理子のトムナフーリ。
「森万里子に似た名前の作家がいたよね、森鴎外の娘のほら『贅沢貧乏』の…」とそんな話をしているうちに目的地到着。

 森万里子の「トムナフーリ」を探して山へ入ること4、5分。この日は晴れていたので、足元はぬれていませんでしたが、バス停横の小屋(ここがチケット販売所300円)には長靴が10足ほど用意してありました。

 「トムナフーリ」とは、古代ケルトの霊魂転生の場なのだとか。ニュートリノのなんたらかんたらでどこうやらと交信して光の放つのです。日が落ちるとその様子がはっきり見えるのですが、今は昼間なのでこんな状態。それでも中には黒いもやもやが見えて「どこぞと交信しているのね」と神秘的でした。沼というか池というか、そこに映るトムナフーリがおもしろくて見入ってしまいました。夜来るといい、と知ってはいてもこんな山の中を訪れる勇気はありません…
余談ですが、作者の森さんのおじいちゃんは森ビルの創業者です。


次に向かったのがこの10月にオープンしたばかりの「豊島美術館」。薄紫の花※が咲き、奇妙な種をもつ植物の向こうに見えるのがソレです。お碗を伏せた形のおもしろい建物。そんなに感動はないだろうとなめてかかっていた私は大バカものでした。事前のニュース等で天井の切り取られた空間ばかりに目が行っていたのですが、メインは足元でした!「足が濡れることもあるので、そういう方はソックスをご用意しております」と係りの女性の説明にいったい中には何があるのか?と興味津々。
※花はオオセンナリ。有毒植物だとか。サルマタさんありがとう。
打ちっぱなしのコンクリートに靴下だけの足を置くと、冷たい。異常に冷たい。目をこらすと水銀のようにまるまった水滴があちこちに点在。昨日降った雨が天井の大きな穴から落ちてきたのかと思っていたら…

ひえっ、水滴が動いた。合体した。いや、こっちではピンポン玉サイズの球体から水が湧き出ている。ものすごく奇妙な生き物が足元で何やらうごめいているようです。そういう光景が体育館のような広さのだだっ広いところで、ちまちまちまとおこり油断ならない状態です。なぜ水滴が床に浸みて濡れないか、水銀のようにスススと移動するのか、その答えは体では感じることのできないわずかな傾斜と、床の仕上げ剤に秘密があるようです。目で確かめたくて、じっと観察していると、足底は冷える冷える。座り込んで眺めている若い女性がひとり。おそらく30分以上はそこにいたような雰囲気でしたが、お腰を冷やしてはいけませんよ~。

天井の楕円の大きな穴は2箇所。そこにはクモの糸のように細~いヒモ状のものがゆらゆらゆらゆら。外の風のままに漂っています。大気が私に話しかけているかのよう(何て詩人なんだ>じぶん)

 こちらは隣の建物のミュージアムショップ。リンゴと洋ナシのペーパークラフトのメモ帳が気になったものの、見事な出来に圧倒されてもったいなくて使えないだろうと思ったので買いませんでした。
 バスで「島キッチン」へ。ごらんのように建物自体が作品です。鑑賞代と食事代を含めて1500円のランチ。13名と、我々の人数も多かったので当然予約。

 会期中の8月9月は、ここで涼をとる観光客の姿がTVで流れていました。今はひっそりとしています。
 こちらは屋内。ガラスで仕切ってあるので全然寒くありません。満席で、空くのを待っている人たちが10名はいたでしょうか。

 こちらがランチ。ごはん、けんちん汁風の具だくさんのお汁。野菜とスズキの蒸し物(超うすあじ)。あと煮物とサラダ。漬物。

「もしも、これをうちで食べていたら、絶対醤油かポン酢をかけたわね」
「今晩は焼きソバとか、肉とか、味濃いもんが食べたいなる…」
以上、女たちの感想でした。 きょうはここまで。食後のアート鑑賞レポは後日。

2010年11月22日月曜日

着物で飲茶&夜の栗林

21日日曜日、超快晴。殿を叩き起して近場の温泉へ追い出す。
10時過ぎ、Cちゃんが大荷物2つを抱えて来訪。着せてあげる予定のYちゃんが来られなかったので、あとは自分たちの面倒だけ見ればいい。お昼のランチまでは時間もたっぷりあり、しばらく着物談義で盛り上がる。Gさんがやって来てさらににぎやかになる。「おっと、こうしちゃいられない」と戦闘開始が11時半。大きな鏡を”足”でこっちやりあっちやりして、帯揚げを忘れそうになりつつも、何とか帯締めまでたどりつく。


少し遅れて夢回廊へ着いたが、車を出してくれたGさんが道を知らなかったらもっとモタモタしたことだろう。「着物で行く人がいますから」と予約のときにCさんがひとこと添えていたことが功を奏し、中庭をくるりと回った奥の個室に通された。店内にはご主人がついこの間中国へいき、直接買い付けた小物や衣類があちこちにディスプレーされていて、ランチを待つ間も退屈しない。

画像奥のCちゃん兎が手に持っているのは、Gさん手づくりのぷちクリスマスリース。手すさびに作ったものと、とGさんは謙遜するが、かわいくてセンスがある。お土産に二つづつ頂いてはしゃぐ私たち(※Gさんのブローチについては後日ブログにあらためて書きます)

Gさんの選んだ塩やきそば&飲茶ランチ

Cさん&私はこちらの飲茶。値段はすべて1200円。


デザートの杏仁豆腐(^^)食事のあと店の中にある小物類を楽しんだけれど、そのときには着物をきている緊張から解きはなされていた。もしかしたら他のお客の視線があったかも知れない。う~ん、観察すればよかった。

離れの茶室の横で記念撮影。茶会に招かれた客のよう。
Gさんとはこのあと分かれて、Cちゃん、私とで栗林公園紅葉のライトアップ鑑賞に出向く。下の画像は、合流したMオさんが撮ってくれた。Mオさん、庭散策時にレディ扱い(?)してくれてありがとう。
栗林公園の掬月亭にてお抹茶をいただく。後ろの美しいライトアップもどうぞ。
ちなみに「着物de着物DAY」というイベントのおかげで着物着用者には特典多数。
抹茶と和三盆もタダ。鯉のエサのふ菓子も! 
帰りは一人で電車。少し緊張したが、他の乗客は皆昼間の疲れからか眠りこける客ばかりで誰も私なんぞ気に留めない。ホッとしたりちょっと寂しかったり。あ、でも栗林公園で一人だけ私たちに「あ、着物だ~」の声がかかった。ただし、5、6歳の男の子だったけれど。かくしてワタクシの自分で着た着物でおでかけ初体験は帯の落下もなく無事おわった。

2010年11月21日日曜日

電車を待つ

今日は着物を着て初めての外出です。飲茶に栗林公園のライトアップとテンコ盛りの一日。またゆっくりとblogに書きますがとりあえず今から電社に乗って一人で帰るのです。今まで横にこめちゃんがいたから平気でしたが…。さて大丈夫かな。あ、電車が入ってきました。

2010年11月20日土曜日

気持ち悪い

タビックスを買ったものの

タビックスを買ってみました。しかし、指を結んでも…

開いても…

伸ばしてみてもさらに気持ち悪く、縞模様を選んだことを後悔しております。
特に指の股あたりがイヤですねぇ…カタツムリみたい。

2010年11月19日金曜日

極道チックな買物




着物道の必需品、晒しを一反買いました。でっぱったお腹をつぶしたり、豊かな胸をつぶしたり(私には不要だが)となかなか重宝な布なのです。着物の本を読みながら「いったい晒しはどこで買うのだ…」と戸惑いましたが、ちゃ~んと手芸店にありました。もしかしたら呉服屋にもあるのかも。

晒しを拡げながら、ハッと思い出したこと。そうです、大昔、晒しで布オムツを縫ったではありませんか。すっかり忘れていました。名前もすごいですねぇ。「不動明晒」と、いかにもテッポウや刃物に強そうで、晒しを胸に巻いた特殊な職種の人を妄想してしまいます。出刃包丁をこれで巻くと、健全な職業、板前さんとなり、修業の間は、こいさんが待っててくれるのです(なんのことやら)

幅33センチ、長さ9メートル。レトロで、ちょっと極道チックな買物でした。
Posted by Picasa

2010年11月16日火曜日

テーブルセンターを巻く

きょうで4回目です。小柄な身内からもらった着物は、たぶん紬で麻の葉の模様。ちなみに単衣ではなくて袷の着物。みての通り、おはしょりがギリギリ。腰骨のすぐ上で腰紐を結ぶなどして工夫しています(教えてもらった)

帯は、一緒に教室に通っているKさんのお姑さんの形見分け。頂いた頃は、着物に興味が無かったので、しばらくテーブルセンターにしていました。そのおかげで小さいシミがいくつか(涙)

草履も頂いたけれど、これはうんと小さかったので、同じころ着物に目覚めた(?)Cさんにあげました。しばらくしてその草履を履いたCさんの画像をみることができて、嬉しかったなあ。履いてくれてありがとう。

さて、画像ではちゃんと着付けているように見えますが、実は数分後に帯はなだれを起こし、だらりの帯状態となりました。うまく帯締めで留めることができません。いつになったらできるのか…。

全員、帰りは、着物を脱ぎ、着てきた洋服に着替えます。でも、何だかもったいない気がするので次回はそのままで、どこかでお茶しよう、と、同行者に提案するつもり。

2010年11月14日日曜日

感動の糸通し器

着付け教室に通うようになってから、やたら針仕事が多くなりました。

針仕事の第一関門が糸通しです。それで、手芸店でみかけて気になっていたお助けグッズを買いました。



使う前はバカにしていました。しかしながら、モノは使ってみるものですねぇ。針を逆さにして筒に突っ込み、糸を渡し、まんなかの茶色のボタンを押すだけ、のそれだけです。じわじわ針を引き出すと、ああ、ミラクル!糸が通っています。おもしろくてありったけの針でやってみました。
(具体的な使い方をなんとYouTubeで見つけました)

筒が二つあることにお気付きでしょうか。実は針の太さで差し込む筒を選ぶのです。メーカーさんはえらいなあ。

初老にさしかかった、もしくはまっただ中の、素人お針子さんには必須の「糸通し器」。ひとついかがでしょう。ちなみに値段は1500円前後です。安い投資でしょ。
Posted by Picasa

2010年11月12日金曜日

花よりロールケーキ

クリームの中には黒豆が見える。
知人のブログ開設を、ちょこっとだけ手助けをしてあげたところ
「お礼にお花でも贈ります」とメールあり。
「花よりロールケーキ!」と、半ば冗談で返信したところ
次に会ったときにmorinのケーキを提げて来てくれた。

程よい厚さに切ったロールケーキを愛でながら思いました。
「人間、正直なことはよいことです」

2010年11月11日木曜日

老けた小僧

しばらく、ノンスタイル(漫才師)な頭だったが、さらに短くしたくなったので美容院へ。

「冬だからもっとさっぱりと」
なんて、不条理な客のリクエストに淡々と鋏を動かすK下さん。店のスタッフの、昼ごはんの話(何と電気釜でご飯を炊いているらしい!)をしている間に15分ほどでカット終了。

髪が細くなってすぐペッタンコになると話したら、頭頂部と後頭部を思い切りドライヤーの技で盛り上げてくれて、流行りのモリヘヤーになったものの、家につくころには少しシボんでいた。

この頭、誰かに似ている…、鏡の前で考えていたら殿よりカエルコールあり。そうだ、小泉孝太郎だと、通話中に思い出したので、殿に報告。帰宅してすぐ、玄関先で顔をみて「ほんとだ」。

その殿、ビールを呑みながらさらに感想をのたまう。
「家の中に小僧がいるみたいだ」
え~え~、そうでしょうよ~。ちょっと老けた小僧ですんませんね。

2010年11月7日日曜日

何もそんな格好で


携帯電話で話しをするのに、何もこんな頭の丸い円筒形のオブジェ(?)に
セミのごとくとまることはなかろうに。あきれながらも、そのバランス感覚に脱帽。

7日(日)の午前のトーク当番を終え、うどんの昼食後
美術館に戻るときに見た光景。
Posted by Picasa

2010年11月3日水曜日

たまんないよ~「バッテラ」

トークリハは閉館1時間前の午後6時。ところどころに鑑賞者がいたので邪魔にならないよう、小声で学芸員にトークのチェックをしてもらった。文章全体の流れは無視し(というのも、まだ頭にしっかり入っていない)箇条書きのように要所要所を伝えておしまい。学芸員はこうやってすべてのボランティアのトークにつきあわねばならないのだから大変だ。

早口で終ったので美術館を出たのは30分後。JR高松駅に向かう。関門をくぐった安堵感のせいか、夜の高松駅は美しく感じた。いそいそと駅2階の「立ち食い寿司 七幸」に寄る。いえいえ、立ち食いするためではない(いつか、決行する気は満々)

目的はTVのグルメ番組で紹介されたバッテラを買うため。昨日は売り切れで買えなかったのできょうは昼間に取り置きを電話でお願いしておいた。
「きょうのは特別にうまいよ。もう、あと2本しか無い」
と店主。「予約のお客さ~ん」と奥の方に声をかけると、若い人がビニールに包んだものを持ってでてきた。中落ちの鉄火は、午前中でなくなったそうで、こちらはまたの機会だ。店内はかすかに甘酢が香り、すきっ腹が苦しくなった。




食卓にそろりと並べて鑑賞。
これで1050円。
一切れずつバレンを挟む心配り。


いただきます。締めたサバの肉厚さよ!
しかも締めすぎていないので赤みも残りサバのおいしさが凝縮された感じ。
胡麻とネギの入った酢飯も、酢と砂糖のバランスが絶妙。
おいしい、おいしいとこの夜は更けていきました。


2010年11月2日火曜日

着付け教室3回目ー帯ー

教室2回目からは友人Kさんと一緒に行っている。講師のM岡先生も助手M葉先生ともに、この日もほれぼれするような着物と帯をコーディネイトして来られた。美しい、とわかるだけで着物や帯の説明、例えば歌にあるように♪結城に塩瀬の素描の帯が~ と言いたいのだが、さっぱりわからない。

本来は、「では始めます」と先生が挨拶されるときは、きちんと着物を身につけて私たちも挨拶をしなければならない。なのに、長襦袢や袷の着物がうまく着られず、ウエストあたりが団子状態になっていたり、襟元がよれていたり、胸がはだけていたりと、乱れた状態での授業開始となってしまった。

さて、この日、名古屋帯を習ったものの、うまく背中に乗ってくれない。右手を後ろに回し、背中で折りあげて仮紐でお太鼓を作るやりかたなのだが

「左手は親指以外を背中の帯にいれて、親指はしっかりお太鼓の下を決めて」

と先生の言葉通りにやっているつもりが、手が逆になりねじれてつりそうになる。あげくは帯が落ちてきて舞妓さんの帯状態。友人のKさんは先生に褒められていたというのに。

画像はグチャグチャながらも、とりあえず結んだので、帯が背中で止まっているうちに記念撮影。
「最初はこんなだった、といういい記念になるわね」と先生が笑う。

着物一式は案外に重いので、韓国3日間の旅みたいキャスター付きのスーツケースにいれて持参。そういえば、こんな風に、頭をアップにして(私はショートだけれど)、その頭に不似合いな洋服で、キャスターつきスーツケースをひく集団を、JRの車内でみかけ、いったい何の集団だろうといぶかしく思ったことがあったのだが、今は理解できる。

正体は「着物をきて〇〇する会」に参加した人たちだったに違いない。これが上級者となると移動中もずっと着物らしい。私にそんな芸当ができる日は遠い。

2010年10月28日木曜日

ご~じゃずな布団

あす、娘が、孫1号(女)と2号(男)を連れてやって来る。1号ちゃんは流行に敏感な幼稚園児で、最近はフリフリやピカピカ好きだ。うちに来たときに遊ぶリカちゃん人形に、こんな掛け布団を作ってあげた。

材料その1、サイズが小さかったタンクトップの、スパンコール刺繍の王冠を切り抜く。



その2、先日駆り出された町内運動会の参加賞のミニタオルと縫いあわす。

裏はこんな感じになった。やっぱり赤はかわいいな。

表は狙いどおりにハデハデなヒカリモノ布団!
リカちゃんもごーじゃすな気分で眠ることができるかな?


2010年10月25日月曜日

ミミズの逆立ち


雨後の朝、新聞をとりに出たところ、門扉のところにおかしなモノが。
まるで「ミミズの逆立ち」だ。


しゃがんでよくみたら、な~んだ、キノコ。茎をさわると、プヨンプヨン。
傘はこれから開くのだろう。ヌルヌルしている。

傘が完全に開くのを楽しみにしていたのに、玄関先をホウキで掃除したさい
バキっと折ってしまった。パイプのような空洞をじっと眺める。諦めきれない…。