美術館でオリーブ拾い

隣家から「沙弥島の美術館で拾った」とオリーブの実をもらいました。 瀬戸内海に面した坂出市沙弥島（しゃみじま）の東山魁夷せとうち美術館にはたくさんのオリーブの木があるのだそうです。

黒、緑、黄、と市販のオリーブでは見たことにない色あいでしょう？ 香りがまたいいっ。まさに地中海、ｼﾞｬﾅｸﾃ瀬戸内海の香りです。 食べてみると、ほどよい塩味とかすかな酸味、そして何よりも アボカドのようなコクがあります。カクテルの添え物のオリーブとは くらべものにならないおいしさに、大騒ぎしながら食べました。

隣人は拾ってきたオリーブの実を、ネットで調べた調理法で仕上げたのだそうです。 ヨーロッパの食材にはあまり縁のない食生活の私ですが この時ばかりは無性にチーズやワインが欲しくなりました。

日本式

県の国際交流センターに、パンフレットをもらいに出向く。そのときに拝借したトイレに、こんな貼り紙が。

ほんのちょい昔、日本人は洋式トイレに戸惑ったものだが 外国から来た人たちも和式に戸惑うのね、と実感。それにしてもイラストが笑えるなあ。こんな格好で用が足せるのだろうか。

リサイクルショップ

「碁石が欲しい」という夫につきあってリサイクルショップへ行く。
何をみるともなく店内をふら～りふら～りしていたら
デパートでよくみかけるブランド「青花」の異人さん柄のカップに遭遇。

１４７０円と値札があったので、
「５客全部で？」と店員に尋ねたところ、そうだという。
そこでスイッチが入った私、体が熱くなってきて、頭の計算機が回る。
家の食器棚のおびただしいコーヒーカップが浮かんだが、無視。

「お昼に入荷して、今並べたところなんです」との店員の追い討ちに
「買いますっ」と叫んでいた。

帰りの車の中でコーヒーカップの箱を抱きかかえつつ
「これは運命だわ。私を待っていたんだ」
とずぅ～っとつぶやいていたようであります（夫の弁）
ちょっとクサクサすることがあったのだけれど衝動買いで気が晴れたかも。

大魔神とツーショット

Ｔ市美術館で開催中の
「造形集団海洋堂の軌跡展」に行く。

展示室入り口に仁王立ちしていたのは大魔神さま。
「撮影ＯＫですか」と受付にきいたら
「見てみぬふりします」との返事に、しめたったとばかりツーショット。

チマチマ造型物にうっとりしたあと、海洋堂の通称「専務」である
宮脇修一氏の講演を聴く。話が上手で会場が沸いた。
いろいろな講演会に行ったが寝なかったのは専務さんのが初めて。

そうそう、専務さんからの最新情報です。
８月からファミリーマートにて、マグネットになった
「旭山動物園シリーズ」が発売されるとか。
欲しいよね～、でも、キリがないんだなあ、フィギュアは。

巻き舌

今日はギャラリートーク当番日だった。美術館所蔵品コレクション展が最終日でもあり トーク終了後、有志５名で打ち上げ。昨夜は準備のために「断酒」（？）していたので 乾杯のビールのうまいことうまいこと。


ビールジョッキ越しに 「ところでももさん、巻いてましたね」とＨ嬢。 展示室で聞いていた他の三人も






「そうそう、ラテン系で巻いていた」と笑う。何のことかわからず、ポカンとしていたところエドワード・ルシャの作品の文字で『That's right』の rightを読む時にＲが巻き舌になってましたよ」
ぎええ～っ、コーラスで叩き込まれているイタリア語発音で つい読んでしまったらしい。なんたることだ。Ｍ嬢がにやりとしながらとどめの一発。「べらんめえ調になってましたぜ」

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画像
上：本番１時間前に、スタバでウォーミングアップ
中：打ち上げはお好み焼き
下：Ｈ嬢（胸につけている缶バッヂは奈良美智のモノ）Ｍ嬢　

初詣ウォーキング

何を血迷ったか町内会、初日の出ウォーキングを企画した。真っ暗な元旦の午前５時半に集合し、町内の神社４つを初詣後 初日の出をＯ池で迎えるというものだ。 そんなモノ好きな人がいるのかな、と回覧板を眺めつつ笑っていたら、夫が「いきたい」と言う(^^;

午前５時半 夫婦とも寝不足のまま隣家のご夫婦と連れ立って集合場所の神社へ。事故防止の反射タスキをかけた１００人ほどのモノ好きの後姿は
何やら怪しげな団体の決起集会のよう。 反射タスキをまとった老老男女が帯状に歩く姿はよほどに不気味だったのか横をすり抜ける車がビビっていた。

４社巡りのあと池の土手で７時２０分ごろ予定のご来光を待ったが、雲がかかっていたため気配だけの初日の出となった。帯状のまま集会場へ移動しぜんざいをふるまってもらう。 丸い焼餅も入っていて体が温まった。