2010年1月31日日曜日

着物バザー

ー古い着物を生かす会ー「透綾工房(すきやこうぼう)」の着物バザーへでかける。誘ったのは、着物道まっしぐらのこめちゃんと、これから引きずりこもうと狙うガラさんの二人。画像のような地味~な看板なので、よほど注意していないと、通り過ぎてしまいそうな民家。年に3回ほどバザーは行なわれ、5部屋すべてが、帯や着物で埋め尽くされるのだが、そのおびただしい量に圧倒され、付き添いのガラさん以外の二人がハイテンション。遠方から来たこめちゃんの買う気モードは最高潮。私は開催期間の後半に再び来る予定なので、きょうは下見。というのも、おしまいの時期ほど割引率が高くなるからだ。

買物客の母親が着せたのだろう、2歳ぐらいの男の子が着物のアンサンブルを着てうろうろ。家も着物も古い、その中を歩きまわる姿はまるで「座敷童子」だった(その男の子の画像はなし。撮ればよかった)
お昼をすませた後、わが家でお茶をしながら戦利品をひろげる。「これとこれをあわせるといいねぇ」「これも意外にいける」と品評会をするのが、これまた楽しい。
すでに着物着付け教室に通っているこめちゃんに、コツを習った。着付けの本やDVDではなかなかわかりづらいことが、すんなりわかった。画像はそのときのお太鼓結び。「着物オフができるよう、お互い精進しましょう」と誓い合う。




2010年1月30日土曜日

インドの青鬼

美術館ボランティア仲間の若者たちと
イタリアンカフェ&ダイニングMIELE」にて新年会。
ボランティアの3回目の募集で知り合ったので「Newサンキーズ」とH嬢が上手に命名。ちなみに面接の待ち時間のときから、ものすごく盛り上がり、唯一の男であるO君は「この女たちは旧知の間柄か」とひき加減に眺めていたそうだ。

乾杯で皆がオーダーしたのが甲州にごりワイン。ビール党は「よなよなビール」。私は缶のおもしろさにひかれて「インドの青鬼」をセレクト。苦味の強い、少しクセのある味に舌が悦ぶ。

このビールと、にごりワインを続けざまに呑んだのだが、あとあと顔は火照るわ、動悸は激しくなるわで、プチ急性アルコール中毒状態。それもそのはずで、このビールアルコール濃度が7%もあった。それを空腹時に呑めばおかしくなるのもあたりまえか。

今まで味わったことのない食材のとりあわせのイタリアン料理に舌鼓。イベリコ豚はどんぐりを食べるのよね~、と豚の話が出るかと思えば、割り箸の話、暖炉の話と話題はあっちとびこっちとび。
映画の話題では
「ほら、『トレイン・スポッティング』の」
「そうそう、『スターウォーズ』にも」
「確か、『ムーラン・ルージュ』にも」
と、はがゆいほどにある男優の名が出てこず、全員でもだえる。ユアン・マクレガー!とやっと出たときには心底ほっとした。帰りは、T嬢が遠回りして車で送ってくれた。楽しい夜をどうもありがとう。
≪≫おまけ≪≫
※料理の画像を数枚ほど… エビは「スカンピ」というイタリアで泳いでいたエビ

2010年1月27日水曜日

お年玉切手


よっこらしょっと、重い腰をあげ、歩数計をポケットにいれて郵便局まで。






数ある年賀はがきの中で、当たったのはこの切手シート1枚。
よく見ると、愛嬌のあるトラのイラストなので、まあ、いいか。

2010年1月26日火曜日

ネコに負けない


散歩道のネコヤナギがだいぶふくらんできた。触ると本当にネコの毛のようで気持ちがいい。ほかにネコのつく植物があったっけを空をあおぐが思いつかない。それにくらべてイヌのつくものはすぐに浮かぶ。イヌノフグリ(何で一番がこれだっ)イヌタデ、イヌビエ、イヌホオズキ。

ただ、イヌがつくと役立たずの植物や事象、例えばイヌ死にとかになるので、自分勝手なネコがどうしてランクが上(?)なのか納得がいかないことだろう。


愛犬の尻尾だってこんなに銀色に輝き、フサフサと美しい。イヌヤナギやイヌススキがあっても何もおかしくはないのだ。

「だよね~、ショウちゃん」
と尻尾に鼻を近づけたら、臭かった。

2010年1月25日月曜日

兵馬俑がいて290円



いつもお世話になっている叔父夫婦に、たまにはご馳走しようと案内したのが「坂出 こめや」。もともとは米屋で、昔ながらにご飯をお釜で炊いて出してくれる。しかも開店記念メニューでチキンカツセットが「290円」(税込み304円) 熱々のカツ、炊きたてご飯、味噌汁、漬物でこの値段なのでお昼はいつも満席状態。

「290円」でご馳走もないものだが、叔父夫婦は味はもちろんのこと、囲炉裏風テーブルの雰囲気にも喜んでくれた。実はこの店、よ~くみるとヘンテコだ。


というのも入り口であ・うん像みたいに対で立って迎えてくれるのが2メートル近い「兵馬俑(へいばよう)」(画像・右奥)。中国の皇帝の墓にずらりと並ぶソレである。まさか中国から運んだわけはないと思うので、たぶんレプリカかな。囲炉裏のコーナーのガラス窓にはエジプトの象形文字が描かれたレリーフ(画像・左奥。犬の模様の上にあった)。経営者はB型に違いない☆\(^^;)

2010年1月24日日曜日

とまらない『1Q84』(BOOK1)

返却期限が来たので、日曜日の半日を費やして読むことを決意。午後1時読了。髪の地肌が熱い。頭を冷やすために愛犬と散歩するも、ホウレンソウを好むドイツシェパードや、『空気さなぎ』や、より尖らせたアイスピック、リトル・ピープル、ギリヤーク人が頭の中をクルクル回っている。田んぼですれ違う人たちが、登場人物と重なり、こっちまで気持ちが不安定になる。昼の月はひとつで二つは存在していなかったことに安堵。

主人公の青豆(あおまめ。女性、珍しいが、これが姓)と天吾が、いったいどのようにクロスするのだろう、いつ、どこで、どんな状態でとドキドキしながら読んでいたら、302ページあたりで、二人の世界が交差する。しかしながらBOOK1ではまだ大人になってからの対峙なし。BOOK2を急いで予約しなくては。

ヤナーチェク 『シンフォニエッタ』↑
冒頭部分で青豆がFMでこの曲を聴く場面がある。先に知っていたのでちょっと嬉しかった。ビートルズの『ノルウェイの森』が他の小説でやはり冒頭に出てきたりと、音楽とお酒が、この人の小説には印象的に登場する。

2010年1月23日土曜日

本気(マジ)

1週間程前のこと、少しウエストあたりが気になり、しまいこんでいた体重計のほこりを払い、恐る恐る乗ってみた。絶句。妊娠中は別として、うまれて初めてある数字を突破。もともと太らない体質だと思っていたのは、単なる思い込みに過ぎなかったことを思い知る。


NHKで「ためしてガッテン・最強ダイエット」なるものを放送していたのを思い出し、ネットでアクセスし「計るだけダイエット日記」をダウンロード。A4用紙二枚を接いで使用する。

体重を一日2回記入するだけなのだが、「言い訳欄」が設けてあったのには苦笑した。考案者は思いやりのある人に違いない。空腹を消すおもしろい裏技も紹介されていた。「その場ダッシュ20回」(約10秒間)で、これなら何とかできそう。目標は3キロ減。たったそれだけ~?と笑われそうだがここ10年程体重の変化のなかった人間にとってはこれは由々しき事態なのだ。といいつつも先ほどドラ焼をひとつ食べた。11時前だと言うのに…。 1週間たったらまた経過報告をします(宣言)

2010年1月17日日曜日

「旧電車道」を歩く


隣人に誘われて坂出ウォーキングクラブ「歩歩笑会」の『初詣ウォーク』に参加。


JR琴平駅に集合。簡単にストレッチ後、この緑のノボリのもと、ゾロゾロと13名が連なって歩く。


表参道を歩き金刀比羅宮参拝。「神馬」はもと競走馬。サラブレッドは年をとっていてもハンサム。裏参道から琴参閣(旅館)の裏に出て、通称「旧電車道」を歩き、善通寺の護国神社参拝。


続いて善通寺まで移動し参拝、五重塔付近で昼食。朝バタバタしながら作った、サケとコンブ、梅干のおにぎりと卵焼き、ササミのから揚げ。


善通寺そばの人気のカタパン屋に寄ったところ、午前中で売り切れ。日曜日はいつもこんなもんだ。

帰りは琴参閣のお風呂に入る。受付そばで、見知らぬおじさんからお風呂のチケットを「2枚1500円でどう?」と、コンサートチケットのダフ屋みたいに話しかけられてびっくり。

普通だとチケット代が1枚1200円。それが750円になるわけなので「じゃあ」と2枚もらい1500円を払ったが、露天風呂のバラの花を鼻先でかぎながら、

「冷静に考えたら、おじさんの言い値で買ったねぇ。値切ったらよかった」と隣家のYさんと悔しがる。温泉につかったせいか、13キロ歩行の足の疲れもすっかりとれた。ちなみに歩数計だと23,000歩の数字が出たようだ(隣人の話)

2010年1月16日土曜日

バッサリと


毎冬やっているスイフヨウ剪定。短く切れば切るほど、さらに木が伸びるのがわかったので、ほどほどのところで切る(左・剪定前 右・剪定後)



切っているうちにとまらなくなり、その勢いで、邪魔になっていたコニファーを切る(右端の傾いている木)

これで9本植えたうちのコニファーが2本だけになってしまった。
定点観察を怠らない近所の理髪店のご主人によると
「お宅のコニファーがこのあたりでは一番背が高い」
そうだ。







こちらが本日の午前中の成果。
倒れているのはコニファー。
その下敷きになっているのがスイフヨウ。







スイフヨウの剪定後の枝に、しなびてしまったミカンを半分にして、野鳥のために置いた。メジロが来るといい。

疲れ果ててコタツの中でそのまま寝た午後だったが、それで何の支障もない。他に予定のない日の自由さは格別。



2010年1月14日木曜日

まもなくお山へ


9時半出発です。太陽は出ているけれど、風が強い。いつもの里山に登ります。422メートル。家から歩いていくので怖ろしい距離を歩く。

ニットの手袋を飼い犬に噛まれてボロボロにされたので、しかたなく赤の革手袋。少し汚れているのでよそゆきではないけれど。ヒートテックハイネック、フリース素材のハイネック。そのうえにグレーのフリース。その上に殿のジャンパーコート(?名称わからない。自分のを持っていないので)おかしいほどに重装備。

2010年1月12日火曜日

名前が出て来ない

ただ今、バス待ち。停留所に立つ巨木の名前が 知っているのに出て来ない。南国に多くさく赤い花。磯庭園にも昔あったのだが。帰り頃には思い出せるか。

2010年1月10日日曜日

ビタミンカラーのコート


昨日の会合に、オレンジ色のダッフルコートを着てきた人あり。10年以上も昔のコートで「毎年一度はこの季節に袖を通す」そうだ。色が元気をくれたことに感動し、1枚撮らせてもらう。

狭い廊下で撮ったのでスラリとしたSさんが寸詰まりに写ってしまった。ヘボカメラマンでごめん。

2010年1月9日土曜日

pomera、美術館へお出かけ

本日はpomeraちゃんを連れて美術館にお出かけ。ボランティアの例会では、トークの当番や作家を招いてのワークショップの手伝い当番などを決める。
おもむろにバッグから出してキーボードを拡げると…
「それ何?」と興味深そうに数人が覗きこむ。ミニノートPCをもってきた人が「へえ~、ワープロぉ」と不思議そうだった。ワープロなんて文豪いらいお目にかかってないですもんね。印刷はできないから正確にはワープロではないけれど。 

ホワイトボードの板書やレクチャーをメモするも、pomeraだと少々面倒。メモはやはり紙になぐり書きできるほうが楽だと思う。というのも日付が出てくるので、文字と数字の切り替えが慣れていないせいかうまくいかない。

威力を一番に揮するのは、トークの原稿書きのような気がする。パソコンの前に向かって考えていると煮詰まることが多いけれど、pomeraだと二階へ移動したり、図書館で書いたりと、気分的に楽になることを期待。

※ 10日追記 ついでながら、今こうしてブログを書いているのは家に常設(?)のノートパソコン。ならば、ノートパソコンを持って家の中を移動すればいいだろうと皆考えるだろうが…そうはイカの天ぷら。

せっかくのノートパソコンなのに、実はケーブルでつないでネットしている。無線LANにしていないのだ。ゆえに、ノートパソコンを移動するとなると、まず重いACアダプター(DC?よくわからない。バッテリーはずっとはずしたまま使用)を持ち、マウスも持ち(キーボードやパッドのみの操作が苦手。イラつく…)それにプリンタや通信のケーブルを外し、と障害がいくつも伴う。面倒なのである。無線LANにしていないのがコトの元凶って?
ごもっともm(_ _)m

2010年1月7日木曜日

二草粥


犬の散歩コースにある溝には、野生のセリとクレソンが仲良く寄り添って生えている。昨夏の町内一斉清掃で一旦は見事に刈り取られたのだが、その後しぶとく再生し、食べたくてしようがなかった私を喜ばしてくれた。


きれいに洗って冷蔵庫へ大事にしまいすぎたせいか、当日の7日にお粥を作るのをすっかり忘れてしまった。仕方が無いのであす8日の朝、大根を交えて二草粥で誤魔化そうと思う。

ナズナやゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ(七草で言うところのホトケノザは普段目にするそれとは全く違うようだ)は青臭いので、今年はパス。いい加減なもんだ。さて、せっかくセリの画像もとったのでそれはあす載せることにしよう。

(画像上・セリ 下・クレソン)

きょうはもう布団に入って『フリーター、家を買う。』を早く読みたい。おもしろのだもん。
※ 9日画像を追加

2010年1月5日火曜日

モノ感センサー

昨年末、めでたく家のTVが地デジ対応40インチ液晶となった。このTVには人感センサーなるものがついていて、TVの前で5分(時間は好みで選べる)不動だと、画面が省エネモードとなり消えてしまう。

コタツにもぐって見ることの多い今の時期は、頻繁に「動けよ~、じゃないと消すぜ」とTVに脅しを受けることになる。おかげで、TVに手を振るというハタからみるバカみたいなコトを日に何度もやっているわけで…。

きょうは、そのTVに仕返しとして、ほらよっ、と足を挙げてみた。足も人体の一部なので反応は当然なのだが、ちゃんと認識して画面がもとに戻ったのには、してやった気分になった。

実験がおもしろくなり、台所に隠れて省エネモードを待ってみる。
消えたところで、新聞紙を丸めてセンサーの範囲で動かしてみたら…
なんだ、人体でなくとも映るじゃないか。人感じゃなくてモノ感じゃないか。

2010年1月4日月曜日

初歌いはカシミヤで


金曜日の夜は、コーラスの初練習。大抵はジーンズとかのラフな服装で臨むのだが、新年ぐらいは少しあらたまってカシミヤぐらいは着たい。

かつては手の出なかったカシミヤセーターも、ユニクロのお陰で気軽に着られるようになった。中国のカシミヤ山羊はおもしろくないかも知れないが、肌触りにこだわる女の子(私も含め…正月サービス)たちは大歓迎だ。淡水真珠のネックレスで完璧コーディネート!

2010年1月3日日曜日

私のpomera ちゃん

家族の資金援助もあって、憧れ続けたポメラを、年明けすぐに購入。ポメラはポメラでも、とっても上等な最新ポメラ(強調&自慢)

一番最大の文字で打つとこんな感じ。
この最新機種の凄いところは、文字テキストをQRコードに変換できるところ。


このように変換したモノを携帯で読み込むと…
かくのごとくめでたく文字に変身するのである。これで何ができるかというと一々USBケーブルでPCに取り込まずとも、携帯から直接ブログにアップできるという利点がある。でも、まだブログアップに関しては実験しておりません。「これで何をするの、何ができるの」と殿からはごもっともな質問があったが、うまく説明できなかったので「さあ…」
自分でもよくわからないのが正直なところ。ただ、文章を書くのが大好きな人は、この機械の魅力をわかってくれるかもね。

青空文庫の小説を携帯へダウンロード(無料)は成功したので、次はポメラちゃんにと思っている。新しいモノは無理でも文豪たちの名作は文庫を持ち歩かなくとも、これで読めそう。

というか、ポメラ(本体だけで370g)の重さだけで「ふぅ~」、なのでとてもじゃないが文庫本まで持って出る体力なんて私にはない。

2010年1月2日土曜日

からし漬け奪回


昨年暮れの話。
夜23時。2階での石合戦が終わり、帰りがけに碁敵さんに「ナスのからし漬け」をお渡しする。殿のご贔屓のお店の漬物で、行くと必ず二つ買い、一つは自宅で食べ、もう一つは大抵どなたかにさしあげる。

あちこちの電気を点検し、寝る前にポカリスエットを飲もうと、冷蔵庫をあけた。あれえ?なんで封を切っていないからし漬けがここにあるんだ。確か夕食時に小皿にとって食べたのに。

ひぃ~!!! 碁敵さんに渡したのは、もしかして一部食べちゃったほうか?
もう、23時半!今からお電話をするのも申し訳ない。じゃあ、あす早朝にお電話して交換に出向くしかない。その夜は悶々として、眠れないはずが、気がついたら朝だった。

もう電話をしてもよいころあいかな、と朝8時に碁敵さんのおうちへピポパ。電話口で平謝りし、交換を了承してもらう。袋に包み、歩いて3分の家へ。

道路の向こうからやってきたのは奥様で、笑いながらやって来るその手にはからし漬けが乗っていた。両方が米搗きバッタ状態での、路上にてのブツの交換。かくてナスのからし漬けは無事奪回された。

というわけで、こんな私ですが本年もどうぞよろしくm(_ _)m