2009年4月30日木曜日

まことちゃん

 某嬢に郵便を出した。
80円切手は迷わずにこれを選んだ。
ついこの間会ったとき、彼女の髪がこうなっていたのだ。
ハナはたらしてなかった。

さて、私は誰に郵便を送ったのでしょう。

2009年4月27日月曜日

おしゃれさん二人

 美術館仲間の、ある日の服装。
真っ白な木綿のワンピースをこんな風に
きこなす人は、そうはいない。
「いい、すごいい~」
と篠山紀信ばりの褒めちぎり法で撮らせてもらった。
ペタンコな靴がこれまたおしゃれ。
それと、画像をみていて気がついたのだが、時計もすてきだ。
彼女、ついこの間まで二胡を習っていた。





こちらの彼女のスカート、実はジャンパースカートだ。おまけに隠れ?キュロットとなっている摩訶不思議な服。「え、こんなん撮るの~、ずっと昔の服よぉ」と照れていたが、「はい、前を向いて股をひろげて~、後ろ向いて~」の強引な注文に、笑いながら応えてくれた。アートな人たちは着るものにも個性が強く出ていておもしろい。

2009年4月26日日曜日

名ばかり




これはグリーンピースではありません。信じられないでしょうが、「絹サヤ」です。採りごろをうっかり過ぎてしまったため「絹サヤ」が名ばかりとなってしまいました。そりゃ、食べ応えはありますが…

2009年4月25日土曜日

浦島餅と片えくぼ




ガラ嬢来訪。召し上がれ、とガラさんが手渡してくれたのは、なんと浦島餅(近辺で評判の大福餅)!

実はきのう、親戚への手土産にしようと午後にお店に寄ったところ、売り切れだったのだ。なんというグッドタイミング。さっそく1つ頂く。

ガラさんには何度もあっているのに、この日初めて気がついたことがあった。頬に片えくぼがあるではあ~りませんか。まあ、かわいらしい。

2009年4月23日木曜日

たら~り


門かぶりの松から、マツヤニがたら~りと一滴。さわってみると、すでに固まっている。これが長い時間をかけて琥珀になる。





マツボックリと松の花。雄花か雌花か調べていないのでちょっとわからない。落ちたマツボックリからかわいい芽が。手前の葉はツユクサ。まもなく町内の溝掃除があるので、この芽もツユクサもお掃除されてしまう。

2009年4月22日水曜日

姪がTVに

NHKの教育番組。3人の女の子が似顔絵のコツを教えてもらいながらイラストを描いている。そのうちの一人の顔に見覚えがある。誰だろう、と記憶を辿っていたら、画面に○○○○と名前が出た。弟の娘の○○ちゃんじゃないか!

AKB48の研修生になったまでは知っていた。
その後、無事、本科生になったようでAKB48の公式サイトにも顔写真入りで載っていた。自分の個性を生かした髪型に変身していて、TVに出ていた3人の中では一番光っていた(え~え~、叔母の欲目です、はい)

研修生のころ、NHKの紅白歌合戦に出演すると情報をもらったので、親戚中で大騒ぎしながらTVの前で固まっていたのだが、あまりにも人数が多くて誰が誰やらわからなかった。のちにビデオで確認したが、それでも結局わからず。付き添いで紅白に行った弟嫁から聞いた話では「楽屋でたくさんの芸能人をみた」そうだ。うらやましい…。

○○ちゃんの活躍をみて嬉しくなったので、さっそく弟に携帯メールをいれたところ
「単身赴任で今、名古屋。その時間には居酒屋にいたので携帯のワンセグで番組をみた」との返事。きっと一緒に呑みにいった同僚に自慢したに違いない。

「週末のNHKホールでのコンサートにむけて練習が大変らしい」と弟のメールは結んであった。○○ちゃん、一族で唯一の芸能人です、才能を伸ばして頑張ってね。

2009年4月21日火曜日

うどん玉で釣り




近所の子が裏の川で釣りをしている。昨夜の雨で水中は濁っていて見えないが、実はこの川面の下にゆうに50匹は数えるほどの見事なサイズの鯉がいるのだ。
「釣り上げたことあるん?」
「うん」
「へ~、その細い竿で釣れんだねぇ。釣った鯉はどうしたん?」
「はなした」
「ここの鯉は臭くて食べられないものね」

「あ、エサがはずれた」
と、男の子がしゃがみこみ、足元のうどんの袋をとった。




それをみた私、
「うどんで釣るのぉ?!」と思わず叫んだが、さすが、うどんの国だと感心してしまった。

2009年4月20日月曜日

裏庭のナニワイバラ


空に近いほうから開花を始めたナニワイバラが、やっと手の届くところまで降りてきた。この画像は下から見上げて撮っている。クモの巣までうつっているので、接写モードで固定された(接着剤のせいで)デジカメのわりにはちゃんと撮れているなあ、と妙なところで感心した。この時期になると、何度も庭へ降りてバラを確かめるので、落ち着かない日々を過ごすこととなる。




蕾と花のアップ。よーくみると蕾には虫がいる。画像には無いが、やっかいモノのカナブンも花粉にもぐりこみ無我の境地をここで迎える。ミツバチが激減しているとTVで言っていたけれど、この日は数匹みかけた。また、アシナガバチも活動が活発となる。大きなカラダをしたハチの単独行動だったので、もしかしたら巣をつくるための先発隊かも知れない。

2009年4月19日日曜日

うどん屋の黄色い傘


関西キャンディーズ(?)の皆さんと一緒に並んだ「日の出うどん」。開店(通常だと11時半~12時半までの営業)1時間前でこの状況。すでに50人はいたかな。黄色い傘は、いつもの美しいおかみさんが「日焼けしないように」と配ってくれたもの。もちろん、雨の日にも活躍する傘だ。この店は味もいいが段取りもいいので評判がいい。

さて、肝心のうどん。ほとんどの人が釜玉(150円)を注文するなか、私は「生卵が苦手なので」と言い訳しながら、冷たいうどんの小にする。値段は、涙の出そうな100円!お刺身のようなうどんがおいしゅうございました。

お初のなんコロさん、ちえりんさん、ユーさん、またゆっくりお会いしましょう(^^)
そして「日の出うどん」まで連れていってくれたガラさん、幹事のこめちゃん、fu~さん、かんちゃん、小春さん、黒一点の石松くん、ありがとう。

2009年4月18日土曜日

友人m嬢「加山又造展」へ

 「加山又造展」の開催2日目の土曜日「加山又造好きだし、またとない機会だから」と本州へ帰る前の18日に、再びmeguさん一行が香川入り。せっかくmeguさんたちが美術館へ寄ってくれたのに、学芸員のトークが始まると、夢中になるあまり、おもてなしをすっかり忘れてしまった。何という失態。許されよ、meguさん。

1時間の案内を聞いたあと、美術館の喫茶店でお茶。窓際のいくつかのテーブル、そしてまんなかにしつらえてあるアイランドキッチンのようなテーブルと、どちらも空いていたので、「どれにする?」とmeguさんに聞いたところ、即答で「ここっ」とアイランドコーナーへ。うんうん、私もここが一番好き。

椅子に座って足の疲れを癒しながら、meguさんはカフェカプチーノ(シナモン棒つき)、私はアメリカンコーヒー。ホッとひといきついて、あらためてmeguさんを鑑賞(?)。上からチェックをいれると(失礼!)まずバンダナの上手な使い方に降参。田舎者はなかなかさりげなくいかないのよ~。そして大きなわっかのイヤリング。私も時々、銀色の(銀じゃないっ)直径2センチほどのものをつけるが、彼女はその倍はあった。それにきっと、本物のシルバーでしょう(^^)これがまた都会的なのよね。次に「あ~っ」と叫んだのが彼女のTシャツ。「そそそ、それはもしかしてバスキア?」彼女は、気がついた?というようにニターッと笑った。私もユニクロで買ったけれど、まだ勇気が無くて着ていない。先を越されてしまった。これも見事に着こなしている。ちょっと悔しい。

さて、手にしているのは展覧会の図録。「展覧会のグッズ売り場に行くとついついあれもこれもと買いすぎて困る」とぼやくmegu嬢。そういえば図録のほかにも、あんなものこんなものを、お買い上げあそばした。私はあまり買わないタイプなので、meguさんの行動が実におもしろかった。画像は図録でお顔を隠しての来館記念撮影。すてきな顔とイヤリングがちょっと隠れたのが残念かな。それにしても楽しかったねえ。気が利かない私ではありますが、meguさん、また来てね。

2009年4月17日金曜日

この花はなに?

 近所の小学校の生垣に、こんな花をみつけた。アケビかなあ、とネットで調べてみたが、どうも違う。

 葉はこんな感じで、つる植物だ。さて、いったい何だろう。

2009年4月16日木曜日

ぽ、ぽ、ぽ、ぽ~ん


ぽ、

              ぽ、
              ぽ、
              ぽ~ん

2009年4月15日水曜日

マツバウンラン(松葉海蘭)


マツバウンランの群生を家のまわりでよく見かけるようになった。いかにも日本的な風情なのに、北アメリカ原産だそう。小さくて背の高い姿がびっしりと咲く姿が大好きなのだが、写すのに苦労する。か細過ぎて焦点が合わないのだ。じっと液晶をみていると目が寄る。
 上からみるとこんな感じ。遠くから眺めると茎がきゃしゃ過ぎてみえず、花だけが空中にぷかぷか浮遊しているみたい。

2009年4月14日火曜日

トホホ、接写だけ


愛用のデジカメの金属部分の一部がはがれた(画像の1)。瞬間接着剤を買ってきて補修を試みたのはいいが、接着剤の扱いに慣れていなかったせいで、補修部分のみならず、選択&決定ボタン(画像2)まで液が流れてくっついてしまった(涙)

そのときの状態が接写モードだったので、このデジカメは今後はず~~っと接写だけ。おまけに保存された画像のコマ送り(?)も固定されてしまったので画像の確認もできない。一発勝負だっ。実はカメラのほかにも指までくっつきそうになり青くなった。瞬間接着剤を使うときはもの凄い集中力が必要なことを今更ながらに知った。

さて、デジカメが接写モードだけだと、あとは携帯のカメラに頼らねばならないのだけれど、実は携帯のカメラが好きじゃない。写すときのシャッター音がまずいや。次にマイクロSDカードが大嫌い。あまりにも小さくて扱いづらい。こんな酢昆布のかけらみたいなのを壊さないようにデジカメやPCに抜き差しすることに気が滅入るのだ。PCとつなぐケーブルもあるが、認識させるパスワードをいれたりと、これまた手間である。

という理由で今後の画像はデジカメだけで撮る「接写モード」のみになるかもしれません。でもまあ、遠景モードでなくてよかったかも。逆にこちらのモードで固定されたら、その場で電気屋にカメラを買いに走ったかも。もちろん分割払いに決まってますがな…

2009年4月13日月曜日

黄色と白




バラの中では一番先に咲く、モッコウバラの黄と白が同時に咲き始めた。姿がきれいなのは黄色。白は花びらが気ままな開きかたをする。香りがいいのは白。黄色はおとなしめの匂い。モッコウの一番いいところはトゲが無いこと。表通り側の塀に沿わせて植えているが、園児や小学生がすれすれに歩いても安心だ。

モッコウをきっかけに、ナニワイバラ、ラブ、ピエール・ド・ロンサール、ブルーヘブン(?忘れた)と次々にバラが咲く。至福の庭が開幕!

2009年4月12日日曜日

こんな日曜日です

 朝8時。庭でカイドウの満開を愛でる。ほったらかしでも毎年咲いてくれる、なんとかわいいカイドウちゃん。


 とっとと犬の散歩を追え、9時までの残り5分でキヌサヤの収穫。スーパーだと300円分はする量だ。さて、9時。魔法瓶にいれた朝のコーヒーを呑みながら姜 尚中様の「日曜美術館」を拝聴&拝観。デューラー大好きだと言う氏の印象が強いので、達磨や、梅の襖絵とのとりあわせが最初はピンと来なかったが、そのうちに忘れて見入ってしまった。手はキヌサヤの筋とりで忙しい。

さて、時刻は11時。向かいの犬が、満月でもないのに遠吠えをしている。しばらくして選挙カーがやってきたので理由がわかった。この犬は音感がよく、サイレンや宣伝カーの音に反応して遠吠えをするのだ。どちらかというと、低めのテノールの、いい声をしている。うちの犬は反応しない。今も惰眠をむさぼっていて「いきざま」が飼い主そっくり。

と、今はここまで。
ETCをつけてないので(というか出遅れて買えなかった…)じっと家にいる日曜日の中継でした。

2009年4月11日土曜日

うちの主


土手のぷち畑に、なにやら縄のようなものが…、なんで?といぶかしく思い、よく見たら蛇だった。長さは2メートルほど。(おそらく、人に話すたびに長さは伸びていく)しばらく観察していたが、全く動く気配がないので生死を確かめたくなった。


ホウキの柄でチョチョンとつついてみる。ひっ、動いた。からだ中鳥肌。女がすたるので、絶対叫ばない。蛇は私がいつも使う階段の石の下に隠れた。やっぱりあそこがネグラなんだ。数年前にも遭遇している。脱皮のあとの皮も草むしりのときに2度ほど発見している。この皮をサイフに入れると金運が向上するそうだが、気持ち悪くて掴む気にならない。

土手に降りてキヌサヤを収穫するのも怖ろしく、予定を犬の散歩に替えた。農道に転がるなんでもないツルまで蛇にみえて、へっぴり腰で歩く。

2009年4月10日金曜日

秘密結社か

 「やばっ」と時計をみながら音楽室に駆け込む。ドアをあけたとたん、画像のような姿の男性陣が目にとびこみ「ぎょえ~~っ」と叫びそうになった。指揮のS先生は手にホッチキスを持ち、首に巻いた新聞紙の先をプチっと止め、次々と怪しい姿を完成させている。

「まるで秘密結社だ」と目を白黒させる私の首にもプチっ。新聞紙で口をおおい、発声や音とりをすると、より鮮明に自分の声を把握できるそうだ。椅子に大人しくすわる神妙な男性の姿がなんともたまらない。

2009年4月9日木曜日

今年初のアマガエル


数日前からグワッグワッとなく声が聴こえていたので、どこかにいるな、とは思っていたが、本日初めて面会。庭の水道のバケツの淵に手をかけていた。こうしてみると指がETだ。吸盤があるので、窓ガラスに張り付くなんざお手のもの。玄関のガラスに張り付いては常夜灯に群がる蛾を食べている。時々はヤモリとバッティングする。見かけは冷静そのものだが、心中はどんなものだろう?




この2枚はおととしの画像。ちょうどバラ満開のころに庭にやってきてお休み処にしていた彼らのようす。左のバラはピエール・ド・ロンサール 右はラヴ。バラの天敵カナブンは頭を花芯につっこんで花粉を食べるので、つまりお尻をこっちに向けた状態でいつもいる。もちろん、見つけるとすぐに靴で踏み潰します(どんなもんだっ)

ところがカエルたちは必ずお尻を突っ込み、頭は外へ向いている。どうやって入るのか、一度見てみたい。昨年は雨不足でカエルが少なかった。今年はたくさんやって来るといい。そしてバラを有効活用してもらいたい。

2009年4月8日水曜日

プラス一匹の花見




連れあいの休みがとれた今日、ショウちゃんも一緒に花見を決行。歩いて3分ほどの近場の神社で焼肉をすることとなったが、人間二人と一匹の参加だけなのに、意外と荷物は多い。後ろから追ってカメラを構える私もカセットコンロを提げている。あとで合流するからいいようなものだが、これで男一人と犬一匹だけだと、何だかチャップリンの映画の世界のような哀愁が漂う。

敷物をひいたところのはるか向こうに見える細長い建物は牛小屋。牛のモウ~となく声を聞きながらカルビーを食べるのも、なんだかなぁ。

 おいしい匂いにじれたのか、ショウちゃんが連れあいの膝にお手をして催促。塩コショウをしていない鶏肉を軽く焼いてふるまった。一のみしたあと、味をしめたのか、ずっと「お手」状態だった。

神社の道路向かいではおじいちゃんが機械を使って田を耕している。連れらしきおばあちゃん、そのようすをしばらくは眺めていたのだが、日差しに気持ちよくなったのかゴロリと畦に横になり昼寝してしまった。遠目からだとまるで死体みたいで、ちょっとドキリとする光景だった。さて、我ら、花見もことなく済み、ショウちゃんのウンチ袋を提げ家路についた。

2009年4月7日火曜日

『ばかもの』

 好きな作家の一人。この方はタイトルをつけるのがうまい。今回は『ばかもの』まだ読み始めたばかり。

出版もとの新潮社の紹介は以下。自分で文章を考えるのは億劫なので引用です。
「絶望の果てに響く、短く不器用な、愛の言葉。待望の恋愛長篇。気ままな大学生と、強気な年上の女。かつての無邪気な恋人たちは、いつしか別れ、気づけばそれぞれに、取り返しのつかない喪失の中にいた。行き場をなくし、変わり果てた姿で再会した二人の、むき出しの愛。生きること、愛することの、激しい痛み。そして、官能的なまでの喜び――。待望の恋愛長篇」

2009年4月6日月曜日

週刊少年漫画50周年の切手

 中央郵便局のカウンターに、見本でぶらさがっていたのを見つけ「これはおもしろい」と即買い。収集の趣味はないので、その場でシートの左はしを使って封書を投函。

一部ちぎれたシートをピラピラさせ「こんな切手シートが売っていた」と友人に見せびらかしたところ「あら、もう使ったんだ」と何故か笑われてしまった。欠けている部分は「おそ松くん」の切手があったところ。最近郵便局にいくと、買いたくなる切手がどんどん発売されていて実に困る。欲望にまかせて買うので家計を脅かされる。

2009年4月5日日曜日

朋有り 遠方より来る(追記)

あす、というか、もう今日のことになったが、お四国の海の向こうから友が車を転がしてやってくる。土曜日一日ふらふら出ていたので、ろくに掃除もしていないわが家だが、おいしいイチゴ大福と大切な大倉陶園の碗皿をご用意してお待ちしております。なお、前回のご訪問のさいは記念写真を撮り忘れたので、今度はちゃんと撮りましょう。待ってま~す。

さて、日記の続編。
目印の少ない田舎ゆえ、たとえ二度目でも、ちゃんとうちにたどり着くかな、と心配していたが、さすがにmeguさん!ナビ無しで見事にわが家へご到着。「久しぶり~」にはじまっての二時間半のおしゃべりの何とあっと言う間だったこと。話題もあっちとびこっちとびしてまるで線香花火のよう。
 おいしいお菓子のお土産をいろいろいただき、今も食べながらブログを書いている。実は、一番嬉しかったのは、このミルの容器に入った塩2種類と黒胡椒。舶来モノだそうだ。早く使ってみたくてうずうずしている。


←再会の記念写真。二人とも恥ずかしがり屋なのでプチな写真にした。私の顔が緊張しているのは、デジカメを右手に持ちできるだけ腕を長く伸ばしてシャッターを切ったから。力が入っているのだ。オートシャッターの技もあったはずだが、しばらく使ってないのでやりかたを忘れてしまい原始的な方法となってしまった(画像はクリックしても大きくなりません)

2009年4月4日土曜日

『桜島』が来ない

加山又造展の図録が届くと同時に、本格的に勉強会が始まる。『火の島(桜島)』は加山のターニングポイントとなった作品なので今回の展覧会に絶対に来ると思い込んでいた。なのに学芸員氏から「いや、来ません」と知らされヘナヘナとなる。何でも大三島美術館が貸し出さなかったそうで、あちらでも目玉な常設作品らしく、それも無理かならぬことだとスタッフが言う。土曜日の勉強会では、肌で知っている桜島を仲間に語るつもりだったのに…。

あきらめきれぬ私、勉強会の途中で「あの~~」とおそるおそる手をあげた。「展覧会には出ていない『火の島』ですが…、実は私の原風景で」と、桜島とともにあったふるさとでの話をしてみた。私の中の想いを察してくれたボランティア仲間が「そんな貴重な話をトークのときにできたらよかったのにね」と残念がってくれる。思い切って話してよかった。貼ってあるのはNHKの新日曜美術館のサイトにあったもの(『火の島』はネット上にあまり無いのだ!)画像ではわかりづらいが、ど迫力の屏風(襖絵?)と聞く。幸せなことに大三島美術館は隣の県の島なので、ここからは近い。いつか見にいきます、絶対に。

数年前、鹿児島市立美術館を訪ねたさい、日本の近代の画家たちが描いた「桜島」のコーナーを楽しんだ。そのときは何も思わずにさらりと鑑賞したのだが、加山又造のものをおもしろいなあと感じた記憶がある。あの時にもっとしっかり見ておけばといまさらながらに悔やまれる。