現在の光回線は電力会社系で、速さは100Mbps。すでに250Mbpsの速度も提供開始しているのだけれど500円高くなるのと、3年の縛りがあるので、どうしたものかと思案中の状態ではや数ヶ月。今のXPをW7に買い換える時期にあらためて考えようと思っていた。
そこへ○TTの代理店と称する会社から電話勧誘があり「1000Mbpsを提供できるのでいかがでしょう。工事費は実質無料。プロバイダは○○○○○をご利用いただけます。」
1000Mbpsにクラクラしたものの、プロバイダが初めて聴く名前なので不安になってそれを告げると「フレッツ光では知られた会社です」との答えがあった。そうか大丈夫なのだなと思い、申し込み書を送ってもらうことにし一旦電話を切った。
それから30分。
いや、まてよ。電気屋でフレッツ光に入るとノートPCは2万~3万値引きがあるではないか…
そう思ったので、代理店にキャンセルを申し込む。理由は電気屋のほうがノートPCが安くなるからと告げると「では無料のノートPCをつけます」という。「えっ」と本当に電話口でドラマみたいに声をあげた。「なら、最初にそういえばいいのに」(と心の中で思った)
オプションがい~~~~っぱいついて1ヶ月から数ヶ月無料。で、そのあと気に入れば有料、のパックの加入もOKした。というのもそれがPCをもらう条件だったから。そのパックのそれぞれの月額料金を全部足すと、かなりな金額になる。「続行キャンセルを忘れてはえらいことになる」と自分に喝をいれる。ということでまあ、PCがただでもらえるならいいかあ…と申し込むことにした。
しばらくして今度はPCに詳しい男性社員から電話が入り、こちらのもろもろのインターネット環境をきかれた。そしてPCはアメリカ製のHP社製品であることと、メモリーは1G(う~ん、少ない)HDDは250G(少ない)WEBカメラなし。オフィスソフトなし。あとでネット検索したら機種もそう新しいものではなかった。後日書類が届き、それから工事日の連絡やパソコンが届いたりするらしい。
以上の電話があったのは金曜日。その日は「新しいパソコンがただでもらえる。しかも速度が1000Mbpsだぞ~」とウキウキして殿にもちょっと得意になって話をした。あ、うちでは接続から設定まで私がすべてするので殿は「よきにはからえ」状態。なので、いつも事後承諾。
土曜日。夜にやっとパソコンの前に座った。ゆっくりとプロバイダやパソコンの機種についてネット検索した。そうしたら… なんと「2ちゃんねる」に辿り着き、それを読むうちにだんだん私はくら~~くなっていき落ち込む落ち込む。虚々実々まぜこぜだと思うのでうのみにするのはアホだとわかってはいてもやはりダメだ。山口旅行のレポを書く気もうせて、「キャンセルできなかったらどうしよう。そのときは消費者センターか」などと悪いことばかりが頭のなかで堂々めぐりする。これじゃ眠れない、と思っていたら気がついたら朝だった。
日曜日(本日)
殿は2階で「お友達」とポンだのチーだのと遊んでいる。私は1階の固定電話の前で、「日曜日でも頼むから営業してて」と代理店オープンの10時が来るのをじ~っと待った。フリーダイヤルで電話。すぐに男性社員が出たのでキャンセルの旨を告げると、拍子抜けするほどあっさりと受け付けてくれた。手元に用意していた、これに対してはこう対処の、メモ項目も不要だった。電話口の担当者の名前をきいてゆっくりと受話器を置いた。そのあともらいものの饅頭でコーヒーを呑む。おいしかったです~~~。夕食時には「ノートPCぽしゃりました」と殿に報告することになるが、「あらそう」の返事だけで昨夜から今朝のドラマを全く知らずにノホホンとビールを飲むことだろう…。以上、顛末ご報告終わり。