2009年7月25日土曜日

衝動

 美術館会議室。10月の犬島&直島への研修旅行について打ち合わせ中。ボランティア仲間では若手のK嬢の背中が目にとまる。

「ひっぱってほどきたい衝動にかられるわ~」と、デジカメにおさめる私に
「ど~ぞど~ぞ、やっちゃってください」とK嬢が笑う。
外見は華奢でお嬢様然としたK嬢だが、実はふとっ腹でコトに動じないところがある。案外にほどけて落ちてしまっても泰然自若かも。

2009年7月23日木曜日

リカちゃんはずっと手元に

 来月に迫った孫の4歳の誕生日。ママさんに「プレゼントは何がよかろうか」と尋ねたら、リカちゃんの洋服がいいという。2歳の誕生日時に贈った、リカちゃん人形の着替えが欲しいということらしい。

さっそくネット検索。私も欲しくなるようなドレスルームを見つける。Amazonを利用したら、翌々日には家に届いた。これと、ピーター・ラビットの絵本(第4巻)が揃えば準備完了。

ママである娘も、はるか昔、リカちゃん人形や小物、ドレスをかなりの数持っていたが、彼女が高校のころに、もう人形遊びは卒業ね、と、近所の小学生の女の子にそっくりそのままあげたのだ。

以来、リカちゃん人形のことはきれいさっぱり忘れていたが、こうして孫が遊ぶ年齢になって初めて、あのまま置いておけばよかったと深く後悔をしている。

顔の薄よごれた、髪の毛の一部禿げたリカちゃん、そして色あせたドレス、それらに新しいリカちゃんを仲間入りさせたら、孫は数の多さに単純に喜び、娘は思い出を蘇らせながら、これまた一緒に遊んだに違いない。手元にリカちゃんがまだある方、どうか手放さずに、孫の代までそばに置いてください。

2009年7月21日火曜日

垂幕をみると




「胃が痛くなります」と、ブログタイトルに続く。何の垂幕かというと、美術館の垂幕。おおよそ4年間も見上げてきた垂幕なのに、あの、はじめての案内のときの恐怖がよみがえる。

その恐怖を忘れるには敵に向かうしかない。韓国ドラマも、ミステリも、すべてを投げ打ち(?)汗をだらだらかきながら、しおらしく図録を拡げるのです。

2009年7月20日月曜日

バイ貝




ご近所から「新鮮なバイ貝が手に入ったから」と、いい匂いのする小鉢をもらう。おそらく生だったら、料理法に困りもてあましたかもしれなかったので、調理した状態で(しかも、おいしそう!)いただいたのは嬉しく、すぐにビールをプシュッ!

かなり大きなバイ貝で、爪楊枝では頼りないので竹串で身をひっぱりだした。最後のワタ(肝?)まできれいに出せなかったのだが、実は肝に関しては、きれいにひっぱりだす努力を避けた…。あのワタが気持ち悪いのだもん。え~、え~、どうせ私はグルメではありましぇんっ

ワタの好きな人には「伊藤家の食卓」の裏技が役にたつかも。耳元で振って音が変わればいいそうだが、なんと優雅な方法だこと。試してみればよかった。

2009年7月17日金曜日

手作り根付




来月、阿波踊りを見に行く。がんばって浴衣を着たいのだが、ここ10年、いやもっと長く着ていない。半幅帯を胴体に巻いてはみたものの、すっかり忘れてしまっていて、団子状態のまま、鏡の前で途方にくれてしまった。前途多難。

着物の本をめくっているうちに「根付」が目に止まる。気楽に作れそうだったので挑戦してみた。イベントで作成したガラスの携帯ストラップを根付用の紐に変え、仕上げに帯に挟む重り代わりに五円玉を下げた。これはアイスクリームの木のスティックでも応用できる。ガラスが重いので、五円玉ではちょっと頼りないが、まあしばらくこれでやってみよう。

※イニシャルのMはmomoのMです(^^)

2009年7月16日木曜日

直木賞おめでとう

 15日夜、北村薫センセが6回目のノミネートで、やっと直木賞をとった。ちょうどTVでその発表の瞬間をみた私は、バンザイと叫び麦茶で祝杯。同時に携帯メールが入る。私の、北村ファンをよく知るMママさんが即メールをしてくれたのだった。返信を打つ指も踊る。

「とにかく文章が美しい。余分なことが書かれていない」と選考委員のひとり、浅田次郎は述べている。でしょ、でしょ、でしょ~っ、さすが見る目があるお方です。

委員たちが選考のために料亭に入っていく場面をTVでみたが、大の仲良しの宮部みゆきもいたので、客観的な評価の妨げにならないのだろうかと、ど素人的発想で余計な心配をしてみたり…。

久しぶりの川上弘美はいつものロングヘアで、直毛でなくてカールしていた。男性選考委員たちの目の保養になる人。あれ、こういう発言は他の女性選考委員たちへのセクハラ発言か?浅田次郎は粋な和服姿で登場。

さて、作品『鷺と雪』は、今手元にある。鷺という漢字が読めなかったのは内緒…。今回も花村英子嬢とお抱え運転手ベッキーさんのコンビが登場するお話だ。いつものクセでドラマ化された場合の配役を考えてみる。花村英子は蒼井ゆう、ベッキーさんは天海祐希でどうかなあ。

受賞した15日の夜、記念に読了しようと布団の上で努力したけれど、睡魔には勝てず栞も挟む余裕もなく爆睡。

2009年7月12日日曜日

きょうの予定

本日の予定。午前中はT市へ。
次回の展覧会「大岩オスカール展」の図録受け取りと、着物のリサイクルショップで半幅帯を買う。
午後は猪熊美術館で開催される、韓国現代美術展出品者たちの講演会。

たった、これだけのコトをこなすだけの予定なのだが、このところの暑さと湿気で体が重い。
それと、伸びてきた髪がうっとうしくてしようがないことも気持ちの覇気の無さの原因のひとつかな。

本のメモ
『告白』湊かなえ著:
 図書館から連絡があり、北村薫の本と同時に2冊受け取ったのだが、「できたら、『告白』を先に読んでいただけると助かります」とお願いされた。4月20日に予約をいれて3ヶ月待った本だ。私のあとにも待っている人がたくさんいるのだろう。

『鷺と雪』北村薫著:
前回に続いてまた直木賞候補。なんと6回目のノミネートだそう。
とって欲しいが、きのうみた「王様のブランチ」に出演していた本に詳しい人が女性脚本家の書いた小説が一押しだと言っていた。

2009年7月6日月曜日

練習中

 お手は軽くクリアしたショウちゃん。
主との新たな関係性(?)を求め
ハイタッチの練習中です。
手首の角度が難しいそうです。