2009年5月30日土曜日

ひらひら舞うトンボ


1週間ほど前から、ハグロトンボが庭に舞う。
今朝もアジサイの葉に2匹を確認。新聞を抱えたまま東側に回ったところ、いきなり別な5匹に遭遇した。いったいこれだけのハグロトンボが何の用事でうちに来るのだろう。ちょっとミステリアスな「蝶の館の女主人」だ(トンボですが)

このハグロトンボは、翅をひらひらさせて、まるで蝶のようなとび方をする。他のトンボのようにぶ~ん、という感じではないので優雅で美しい。




7匹のうち、1匹だけ胴体が美しい緑色をしている。他は全部黒色。ウィキでしらべたら、緑色の光沢を持つものがオスで、黒い胴体がメスだった。おそらく繁殖期なんだろう。卵は裏の川に産むのかなあ。

早朝にもトンボは庭にいるので、夜もここで過ごすのだろう。同じようにウシガエルのモーモーとなく声をきいているのだろうか(今、同時に3匹がないています、うるさ~い)

※画像は3枚とも接写モード。というか、デジカメが壊れているので接写でしか撮れない。望遠ではないので、その分私がトンボにそ~っと近づいて10センチほど手前でキャッチした。褒めてください(^^)

2009年5月29日金曜日

『告白』はまだ

湊かなえの『告白』を図書館に予約したのが1ヶ月前。まだ順番がやって来ない。
あの時点で41人の人がすでに予約を入れていた。市内の図書館に3冊あったので、1人が2週間借りたとして…

ああ、計算が面倒だ。それにしてもこんなに長く待ったのははじめて。

2009年5月28日木曜日

ついにスカイプ

 ついにSkypeを導入。きっかけを作ってくれたのは友人Mさんで、ヘッドセットを用意してくれた。

ヘッドセットをもらってからおおよそ1ヶ月の間、設定やら何やらが難しいのだろうなあ、と二の足を踏んでいたら、「簡単だからやってみて」と励ましの電話。ならばとSkypeのソフトをネットからダウンロードし、ヘッドセットをつけたところ、音声の美しさに感動。

さっそくMさんと通話してみた。おお~~~、快適、簡単、しかも無料!国際電話もただなので、彼女はこれで海外のオジサマ(アメリカ人だった?)と会話をするのだそうだ。そういえば、韓国語を教えてくれたハンさんも、母国の親戚とはSkypeで話をすると言ってらした。

便利だな~と思ったのは、話をしながら、パソコンの画面でネット検索他作業ができること。『天使と悪魔』の話をしながら「え~っと、ユアン・マクレガーで、あってる?」と名前の出てこない症候群同士で大いにこの機能は役にたった。

Skypeから一般電話やiponeにも通話ができるそうだが、そのさいは通話料はどうなるのだろ?また教えてもらわねば。カメラをつけるとTV電話になるけれど、それはしないつもり。女の人ならわかるよね。

2009年5月26日火曜日

苦手だったのか

 休みが取れた連れあいに庭木を切ってもらった。白のモッコウバラの藪状態が、ずっと気になっていたのだ。これがあるために土手の柚子が実をつけない。

バッサバッサと怖ろしい勢いで切ってくれたのはいいが、剪定後の枝がたちまちこんな状態となった。このご時勢に焼くわけにもいかず、ちまちまと可燃ゴミに出さねばならない。この山が何ヶ月後に消えるのだろうかと、頭の中で算段すればするほど気が遠くなる。

きょうはこのへんでやめておくか、と、ひといきついた足元にカナヘビが二匹。おかしなことに取っ組み合いをしている。



取っ組みあいと思いきや、何と交尾であった。哺乳類のようにオスがメスに噛み付いて逃げないようにしている。「こりゃおもしろい」と接写しかとれないデジカメを向けて、何度も撮っていたら、後ろから連れあいが「あんまりそばによると跳んできて噛まれるぞ」と声をかけてきた。気がつけばへっぴり腰ではないか。噛むわけないでしょ、カナヘビがあ~、とさらに強気でカメラマンをする私をあきれて眺めている。

散々撮ったので気が済み 「このアゲハの幼虫の頭を撫でてごらんよ。独特の感触でおもしろいよ」と、足元の柚子の木を指さすと、「いや、いい」と言う。このお方は案外に虫関係は苦手なのかも知れない。

2009年5月19日火曜日

そら豆




 そら豆をもらう。たいていテレビをみながら剥くのだが、やわらかいおくるみのようなサヤにおさまった豆たちは、それはそれはハッピーな顔で現われるので、その作業をするとしあわせな気分になる。すっかりむいだあとは塩茹でに。食べだすととまらなくなり、その夜のうちにすっかり平らげてしまった。

2009年5月18日月曜日

新型プリウス

 買物に向かう車中から、本日発売開始の新型プリウスの店頭展示を発見。「トヨタカローラでも売るのか?」と連れあいがかなり驚いている。何でも今まではトヨタはトヨタでもプリウスを売る店は決まっていたのだそうだ(※画像はネットよりの借り物です)

「せっかくだから冷やかそう」と話が決まり店へ。外に展示してあるプリウスを前から後ろから眺めていたら、息子と同い歳ぐらいの青年がすぐにやってきた。どうぞ、と促されて、運転席に座る連れあい。「奥様もこちらへ」と助手席へ案内されたので”奥様”らしくしとやかにシートへ。

真正面に液晶があって、今どんなモードで走っているのか教えてくれる賢い車なのだ。連れあいと営業マンとの間で、車用語が飛び交う。新型プリウスは205万円からと聞いていたが、この車はいろいろ装備がついて270万円だとか…。「今、ご注文いただいて納車は早くて秋になります」サ、サイデスカ…。

帰り際、「冷やかしがバレたのか、試乗しますか、といわなかったなあ」と少々ヒガミモードで連れあいがボソリ。
「何言っているの。一台しか展示していないのに、発売開始日に新車が『試乗で出払ってます』なんて言えないじゃない」と私。言ったあとで、かなり正論だと我ながら感心した☆\(^^;

その証拠に、買物がすんで、もう一度店の前を通ったら、ほ~ら、アラ還年代のご夫婦がプリウスを覗きこんでいたじゃない、我々のように。

2009年5月14日木曜日

洗ってすすいで

 久しぶりに「山下うどん」で釜天(天釜?)を食べる。釜揚げうどん+揚げたててんぷらで値段が500円というかわいらしさ(^^)。お昼どきだったせいで、次々と客が来る。

学生らしき7人組みが座敷へ上がる。うち、二人の女の子が店の入り口の手洗い場で手洗いを始めた。まず水で、次に石鹸を使い丁寧に丁寧に二人が同時進行で黙々と洗っている。

「指の股まできちんと洗いましょう」と新型インフルエンザがらみのTV放送で、正統手洗いの見本を見たが、それを実行している人をみたのは始めてだったので、見とれた。とどめはもちろん、うがい。それも何度も何度も。

そんな真剣な姿にみとれていたせいで、うどんを待つ間退屈せずに過ごせた。私たちのようなオバサンと違い、若い人はかかりやすいとの事なので、しっかり自覚しての予防なんだろう。「他の子たちは?」と座敷をみたら、幹事らしき男の子が皆に除菌シートを配っていた。さすが!

2009年5月13日水曜日

厚さ3センチもあり


昨夜のこと、小さいお好み焼をもらった、と連れあいが持ち帰ったこれ。厚さがたっぷり3センチもあって、容器をあけたとたんソースとマヨネーズの香ばしい香りに、すきっ腹の私は倒れそうになった。
かぶりつきたいのを我慢しモノサシではかったら直径10センチ。ぷちなお好み焼だねぇ、といいながらかぶりついたら、なかからタコの足が。どうやら、プチお好み焼ではなくデカいタコ焼だったようだ。中はふっくらでタコもたっぷり。ああ、ビールがまたすすむ。高松の繁華街で売っているそうだが、どこの店か不明。

2009年5月12日火曜日

噂のサンダル

 一時期、エスカレーターへの巻き込みが注意されていたクロックス社のサンダルニセモノを買う。きょう初めて犬の散歩時に素足で履いてみたところ、快適、快適とっても快適。足に吸い付くように馴染んで、長く歩いても疲れないのだ。老若男女がとびつくわけだ。

あまりにも気持ちよかったので、玄関にもう1つ、裏のデッキ用にもう1つ、かなり大きめを買った。家の者全員が履ける様に27センチ。ぶかぶかだが、大は小を兼ねる(?)。グリーンが私専用で、ゴミ収集車が来たときにすぐにつっかけられるように(曜日を忘れているときがある)ワンサイズ大きい24センチ。

ついでにトイレも洗面所も… と思ったが、上下なくなりそうで断念。
潮干狩りも、ホテルのビーチも(行くことがあるのか?)これで兼用だ。

2009年5月10日日曜日

クラムスコイ《忘れえぬ女(ひと)》


meguさんが「トレチャコフ美術館展」に行くというので、ミュージアムグッズを2人分お願いしたところ、クリアファイルと絵はがき、ボールペンを送ってくれた。さっそく、クラムスコイの絵が大好きだというご近所さんに差し上げたところ大喜び。お礼にと、タケノコとワラビの炊き込みご飯をいただいた。お料理上手な方なので、何かのお礼はいつも手作りのお菓子や、赤飯とマメに作って届けてくれるので、いやしんぼの私はそれが楽しみだ。

まだ温かい炊き込みご飯を玄関先で手渡ししてくれながら
「あのクリアファイルは冷蔵庫に磁石でとめてあるの」とおっしゃる。美しい彼女をながめては、食べ過ぎないように、と自分を戒めているのだそうだ。

さて、この絵。《見知らぬ女(ひと)》と呼ばれることもあるけれど、《忘れえぬ女(ひと)》の方がずっといい。meguさん、どうもありがとうございました。

2009年5月9日土曜日

『魔術はささやく』

 数日前からの、お寝間の友。読んでいるのは単行本なので、貼った画像の文庫の表紙とは全く違う。単行本は仮面舞踏会風の表紙カバー。

あらすじは以下
「それぞれは、社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。相互の関係などまったく想像もできないように仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた……。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は、知らず知らず事件の真相に迫っていたのだ。日本推理サスペンス大賞受賞作」
自分の頭で整理するのが面倒なので引用。

あいかわらず、前夜までの筋を一部忘れるので、もどりもどり読んでいる。それぞれの若い女性のどこに接点があるのだろう。今第3章、113ページ。守が「情報チャンネル」を入手した。ふむ、だいぶ方向がみえてきた。

【追記】5月30日(土)
まだ、読了していない。あと少し。

★6月7日午前中追記
まだ、読了せず。あと、もう少し。

2009年5月8日金曜日

「何処かでお会いしたような…」

美術館がらみの話第3弾。
トーク終了後、展示室でhanaさんやfu~さんと話しているところに、美術館ボランティア仲間のSさんも加わった。彼女をじぃ~っと見つめていたhanaさん、
「何処かでお会いしたような…」
「?」と私。どこに接点が…
「そのお洋服に覚えがあります」とhanaさんが、Sさんをみてニッコリ。

それもそのはず、ブログに登場した彼女が、たまたま同じ服でボランティアに来ていたのだ(白い服がSさん)

ブログに載ることは、もちろんSさんは承知していたが、見知らぬ人にニッコリと話しかけられて面くらいつつも、嬉しそうだった。私の存在する二つの世界を、ネットが繋いだ瞬間を目撃した気分。

2009年5月7日木曜日

夕景クルーズ

5月6日、美術館「加山又造展」鑑賞後のお話。
サンポートそばの店で弁当とビールを買い込み、瀬戸内の女木島、男木島を周遊する「夕景クルーズ」に女3人で参加。いざ、乗り込んだら、弁当持参という豪胆なグループは私たちだけ。受付の船会社の女性社員にウける。

「このあたりがゆったりとお弁当が食べられる」と席に座ったとたん、前席の二人が「こんばんは」と振り向いたではないか!「なななな、なんで○○くんがここにいるのよ~、しかも女性連れで!なんでどうしてぇ~?私たちがここに来るの知っていたのぉ?」と、女3人が騒ぐ騒ぐ。事情をきくと本当に偶然だったらしく、私たちが乗船手続きをしているのをクルーザーの窓越しに目撃した○○くんは、まさかっ、とわが目を疑い、固まったそうだ(画像は下船後に偶然の出会いを祝っての記念写真)


 さて、船とくれば「タイタニック遊び」がお約束。夕景スポットに停泊中に「はやく撮って~~~~」と叫びながら撮ってもらったもの。瀬戸内の海もここではかなり波があり、クルーズの突端で腕を広げるのは案外怖かった。でも、カラダをはってがんばった。が… 写ったのは手の先だけ。しかもデカプリオはいない…。


 夢中で撮影中のhanaさん。fu~さんはデッキにしゃがみこんで、デジカメを向けたかと思うとじぃ~っと島影をみつめている。特別な思いで夕景に臨んだことがあとでわかった。どおりでなにやら憂いを含んだ表情でありました。

hanaさんのパワーで、奇跡的に雨はあがり、すばらしい夕景までみることができた。おそるべし晴れ女パワー!夏と秋にまた企画があるそうなので、今回ご一緒できなかったみなさん、次回はあなたがタイタニック遊びをする番です。また行きましょう!

2009年5月6日水曜日

お客を引きずりまわす

 トーク本番5分前に1階の展示室に入室。すでにhanaさんとfu~さんが来てくれていて再会を喜び合う。
午後2時ジャストでトーク開始。お客は40名ぐらいだったろうか。「県外からおいでの方いらっしゃいますか」と話を来館者に振り、hanaさんに「京都です」と無理やり言わせる。

1階2室の案内をすませ2階へ向かう。1階の作品をもう一度みる方もいるので、「5分後に2階の作品の案内開始です」と告知してスロープ状の階段を移動。移動の途中で、「そうだ、カラスの版画の複製があるかも」と確認したくて、2階の展示室に直行せず、グッズ売り場に寄り道した。

というのも、「5分後に」と伝えたので、2階の次の展示室には、鑑賞者が、それぞれにエレベーターなりスロープ状の階段なりで、再集合するものだと思い込んでいたのだ。これは誤算だった。

ハッと気がつくと、「迷わないように」と用心深い鑑賞者が数人、私のあとからついてきていたのだ。なのにこのトークボランティア(私)は、なぜか展示室に向かわずに、加山又造グッズ売り場特設会場でなにやらウロウロと探している。「ここも解説があるの?」と思ったのだろう、そのまま私に素直について来ていたらしい…。

しばらくして自分のしでかしたことに気がついた私
「すみません。ひきづりまわしまして。展示室はこちらです」と平謝り。すべては「カラスの版画」が頭に浮かんだせいだ!ああ、一生の不覚。hanaさんとfu~さんは幸いにして「ついてきて」いなかった。
                                      

2009年5月3日日曜日

加山ユウゾウ

「加山又造展」案内トークのリハーサルを閉館後の展示室でした。
帰りを急ぐ私は原稿を手に、機関銃トークで終了。
お次はMさんで本番は明日だ。「まだ完全ではないのですが…」と
おっとりとした口調で立ち位置を決め、リハ開始。

シーンとした展示室で彼女の声が響く
「本日は『加山ユウゾウ』展においでいただき…」
立会いの学芸員氏と、私を含めたボランティア二人は
ヘナヘナヘナと座り込みそうになる。

「お願いですから、名前だけは間違わないでね」と学芸員。
しかし、アガってしまった彼女からは幾度も「加山ユウゾウ」が出る。
翌日の、彼女の本番はどうなっただろう。わが身にもふりかかりそうで怖い。