2012年1月31日火曜日

”立ち止まらない男”

(間違えてツイッターに送信したので再度blogへ)
2ヶ月ぶりに美容院。カットさばきに見惚れながら、担当のKさんと本の話をする。『麒麟の翼』が面白かった、というと、「最近読んでないんですよ」と彼女。映画も上映中だと教えてあげたところ、そういえばTVで宣伝をみたかもというので、確か主役の…と、待ちながら読んでいた週刊誌を開いて阿部ちゃんのグラビアページを見せてあげると「あ、『新参者』の阿部ちゃんですね。ということは加賀刑事シリーズなんだ」話がつながり嬉しくなった私はそのページを開いたまま、"立ち止まらない男"のキャッチコピーがついた阿部寛に見守られつつ髪を仕上げてもらった。

2012年1月28日土曜日

選曲会

次回定期演奏会にむけての選曲会をした。集まったのはS先生を含めて11人。インスタントコーヒーで温まりながら合唱曲集を拡げるのはいい気分だ。歌いたいとずっと願って来た松田聖子の『瑠璃色の地球』が取り上げられることとなり満足。混声四部の合唱組曲では『ほほえみ』が最有力候補。

2012年1月27日金曜日

飲み会からの電話

週一のコーラスの練習から戻ると、マナーモードにしてあった携帯に「着信あり」の表示。誰からだろうと確かめてみたら、中学、高校と一緒だった同級生(クラスは違う)の〇田くんからだった。一昨夏、高松へ出張に来た彼を、うどん屋に案内したので、また「うどんか?」とおそるおそる電話をかけてみた。何回かコールしてやっと出た彼のまわりが騒がしい。どうやら飲み会のようだ。

「〇野さんが帰省したので何人か集まって飲んでる。〇野さんのほかには〇後さんもいる。知ってるよね。あのころフルートしていたね、と、〇山さん(私の旧姓)の話が出たので『連絡先知っている』と言ったら、〇野さんが話しをしたいって」

〇野さんが電話に出て話をしたものの、さほどに仲はよくなかったので、ちょっと話題に困ったが彼女が一方的に話してくれたので助かった。「なつかしい、会いたいね」という私は大うそつきだ。

「今度11月ぐらいに同窓会するからおいでよ。僕らも赤いチャンチャンコを着る年になった記念同窓会だ」
と最後にもう一度〇田くんと話をして電話を切った。中学か、はて高校か…。
ところで、〇田くん、私が中学時代にブラバンで吹いていた楽器はフルートではなくてクラリネットです。フルートは学校で吹いたことはなく個人的に習っていたのであるよ。従って学校で吹いたことは全くありまっしぇん。

『麒麟の翼』東野圭吾著

(amazonから借用)
手元にやってきた。数行読むうちに阿部寛のナレーションのリズムは原文そのまんまなんだと気がついた。カバーの麒麟像を時々眺めながら読み進むうちの日本橋にある麒麟像の実像(?)を見たくなった。東京観光の目的、ひとつ追加。この日記は後日また加筆予定。

28日深夜読了。おもしろかった~。『マスカレード・ホテル』よりこっちが好きかな。麒麟像の下で息絶えた男を殺害した犯人は予想もしなかった人だった。小さなひっかかりを解いて重ねて、謎をときあかす手法で読者をぐいぐいひっぱる東野さまはやはりすごい。おすすめです。

2012年1月25日水曜日

『好奇心ガール、いま97歳』笹本恒子著

(amazonから借りた画像)
97歳で現役の写真家でいらっしゃる。97歳の美貌とおしゃれなお姿に惹かれて、あっというまに読んでしまった。1914年、大正3年生まれ。

2012年1月19日木曜日

台北の天候

台北ナビからお天気のガジェット(でいいのか?)をコピーして来て、ブログの右側に表示できるようにした。きょうは17度だとか。こちらが9度なので、だいぶ暖かいかな。

1、2月は台北も天候不順な日が多いと聞くので防寒着は必須だろうなあ。ダウンはぶ厚いのしか手持ちが無い。軽めのコートは極端に薄いし、さてどうしたものか。ユニクロのライトダウンコートが欲しかったのだけれど、鹿児島に帰省している間に売り切れてしまった。

2012年1月16日月曜日

『マスカレード・ホテル』東野圭吾著

(ネットから拝借)
目が冴えて眠れない夜に一気に読んだ。謎解きの結果はほぅ~、そう来たか、と案外な人物が犯人だった。

優秀なホテルウーマンのフロント係、山岸、スタッフに扮して潜入した刑事の新田。同じく刑事で不思議な魅力を放つ能勢。読みながらだんだんと頭の中に映像が浮かび、好きな女優、男優をあてはめていく。

山岸は… 松たかこ、あるいは天海祐希 う~ん、ありきたりか。新田は堤真一。これも誰もが思いつきそうだなあ。能勢は顔が浮かんでいるのだが、名前を思い出せない(大地康雄でした・追記)

全体の感想としては文章が上手なので、腑に落ちながら(?)読めた小説だった。今まで読んだ東野作品に比べて、すこぶる健康なお話に感じた。人が死んでいるのに、「健康」もないものだが。きっと登場人物のありようがそう思わせるのだろう。素直におもしろかった。




そうそう、おもしろいものを見つけたので書いておく。わが町の図書館の本だが、帯がきちんと本とカバーの間に挟んであり、そこから引っ張り出して読めるようにしてある。帯は映画の「予告編」みたいなもので、一瞬にして本の読みどころ(?)がわかるので、借りるかどうか判断するのにとても役に立つ。

もちろんこの本も帯が挟んであったのだけれど、それと一緒に、新聞社名は不明だが、読書欄の「売れている本」コーナーに紹介されている『マスカレード・ホテル』の切り抜きが挟んであった。これは一体誰が挟んだのか?図書館のスタッフがそんなことをするのかなあ?だったら以前に借りた本にも挟んであったはずなのに、今回が初めてだ。ミステリーだ。

さて、この本は著者の作家生活満25周年記念企画だとか。
第一弾は2011年3月刊行 『麒麟の翼』(”新参者”の加賀シリーズ)
第二弾は6月刊行の『真夏の方程式』(ガリレオ”シリーズ)
第三弾が本著。
前の2冊を読んでいないので、さっそく図書館に予約をいれた。

2012年1月15日日曜日

まもなく開演

自衛隊の音楽祭。第一部はがんばろう!!日本、と題してフィリップ・スパークの「ドラゴンの年」その他青葉城恋唄など。第2部は「窓際のトットちゃん」の音楽物語。いつもの2階張り出し席で聴く。会場はほぼ満席。

2012年1月3日火曜日

ホームレスの黒猫


昨年の秋ごろから、田んぼのあぜ道に黒猫をみかけるようになった。全く同じ場所ではないけれど、犬の散歩中にかなりの確率で遭遇するので、飼い猫にしては変だなと思っていた。しかも、人を全然こわがらず、「ニャ~」と話しかけると、「ニャー」と応える反応のよい温厚な黒猫なのだ。

不思議なことに犬にも動じず、うんとそばに寄っても毛を逆立てることもなく尻尾も平常どおり。その猫に何度か会ううちに、ついにねぐらを発見した。田んぼの用水路の丸い土管の中で暮らしていたのだ。中を覗くと、ふわふわした毛布と、赤いホウロウ鍋のエサいれ、手前には水が入っている。

どうやら、田んぼの持ち主が住まい(?)を整え、エサと水を与えているようだ。エサはキャットフードで、その中には時折パンが少し混ぜてあったり、鶏肉らしきものが乗せてあったりした。


さて、これが主人公のホームレスブラックキャット。ホームレスと書いたけれど、よく考えると土管の住まいがあるのでホームレスとは言えないのかもしれない。さて、この猫ちゃん、お尻からながめたら、意外にもオスだった。画像ではスマートに見えるが、もう少し本ニャンはふっくらしている。日中は穴ぐらから出て、そう遠くない場所で日光浴をしているらしく留守のことが多い。

きょうはいないのかな~と、穴倉を覗いていたら、川向こうの、草のうえにちんまり座り川を眺めていた。「ニャ~」と声をかけたら「ニャ~」と返事をする、その律儀さがかわいい。

夏になって田んぼに水をいれるころになると、この用水路も水が流れるので、住めなくなる。どこへ移動するのかわからないが、住まいを提供している田んぼの持ち主さんがきっと考えてくれるだろう、というか、考えてください。お願いします。

2012年1月2日月曜日

お年始

2日目は善通寺市の叔父夫婦の家を訪ねる。お昼を「魚〇」でご馳走してくれるとのことだったので、家族は皆朝抜き。正月だ、お招ばれだ、と張り切って着物をきることにする。半襟は木の実柄。忘年会で予習済みだったせいか、この日は1時間で着ることができてほぼ満足。

 家に行く前に善通寺にお参り。これは本堂の前。この倍の大きさの画像を最初は載せたのだけれど、よ~く見ると、自分の顔の頬肉が垂れていたので、コリャいかんと画像を小さくした。

こちらはお年賀のお包み。中身は花びら餅。きれいな柄の風呂敷は頂きもので、このあとは食事のときに膝かけに使った。


お通し(でいいのか?)まんなかの小鉢は↑ナマコ。コリコリとおいしかった。

 小さな寄せ鍋。だし汁のおいしかったこと!
 お造り。えびは頭をちぎってミソをチュウチュウ。こういうのが嫌いな殿は身は自分で食べて、頭だけを「好きやろ」とくれた。
ブリにヤマイモの千切りを乗せた焼き物。茶色の薄切りの2枚はカラスミ。初めて食べたけれど、特に好きじゃない。かなり高価なものらしい。このあとも料理は続く、続く…。

健啖家の叔父夫婦は87と80歳なのに、私たちと同じ量を完食。夜は夜で別なお客を家に招いているそうで、メニューはスキヤキ。最後のデザートを食べながらスキヤキを思い浮かべたら、胃のあたりがクラクラした。

さて、帰宅して只今家。年末から体重計に乗っていない。怖くて乗れない。

2012年1月1日日曜日

元旦

元旦。帰省していた息子を叩き起こし、地域のコミュニティセンターに集合したのが午前6時半。今年で5回目となる、「四社詣で」に、家族で参加した。王子神社を目指して100人ほどの町民が田んぼ道をゾロゾロと連なって歩く。今年は何故か道が明るいので、もしかしたら出発時刻を遅らせているのかもしれない。

王子から大窪池に移動。池畔で寒さをこらえつつ、足踏みしてご来光を待つ。

今年もドカ~ンとは出てくれず、空が明るくなってきただけのご来光だった。

実は元旦は私の誕生日。
東の方向に向かっていつもより丁寧に祈る。
王子神社→大窪池、次は八幡神社へ移動。

道中、同じ自治会のYさんと並んで歩く。
同じ鹿児島県出身なので、普段からよくお話している方だ。1年ほど前にグランドゴルフを誘われるも丁重にお断りする。

「ご主人も鹿児島だから、鹿児島弁が抜けないのでは」とたずねてみたところ
「そうなんよ。ケンカになると『せからしか』『わいが おいが』の世界になる」と笑う。
(せからしか=やかましい)

八幡神社では昆布茶のお接待。
次の3社めは八坂神社。女性神主が新年の寿ぎ(?)をあげていた。
お神楽も奉納される、なかなか素敵な神社だ。

ここでは当番の氏子さんが焚き火を守り、参拝客にふるまわれた紅白の餅を
焼いてくれる。最後は讃留霊王神社(讃留霊王<サルレオ>さんの古墳があった場所)。

ここは何もお接待が無いのでさっさと詣でる。
そして最初の集合地コミュニテイーセンターへ戻る。それもイソイソと戻る。
なぜかというと、ぜんざいがふるまわれるから。婦人部が昨夜から仕込んだ
ぜんざいに、熱々の焼餅をいれてのお接待を受けるとしあわせな気分になる。

無事に5キロを歩きとおし、家族3人で家に帰還。お屠蘇、雑煮、かたちばかり
だけれど一応御節。かくして元旦はゆるりゆるりと暮れ行く~~~。