2011年11月27日日曜日

ATMボックスで

日曜日のこと。
銀行のATMボックスでお金をおろそうとしたらバッグの中に財布が無い。どうやら15分前に寄ったスーパーに忘れたらしい。

心臓がバクバクし汗がどっと出る。買物のレシートを幸いにも見つけたので(財布に突っ込んでなかった!)そこに記されていた電話番号に携帯からかけた。店長が電話に出て、それらしき財布があることを確認。ほっとした。

しばらくしてボックスの中でアナウンスが…。
「携帯を使った振り込め詐欺が横行しています。ATMボックス内では携帯をお使いにならないで下さい」正確では無いけれど、そんな内容だった。

無事財布を奪還し、帰宅して殿に話す。
私「ボックスの監視カメラに映ったんだろうか。それを見てセキュリティーの監視の人がテープを流したとか」
殿「違うやろー、携帯の電波をキャッチして注意のテープが自動的に流れたんだろう」
さて、真相はいかに。

2011年11月17日木曜日

殿からの音声添付メール

ある朝のこと、起きるなり、殿が「携帯にメールを送ったから」と言う。
「何よそれ…」と携帯メールの受信を確認してみたところ、音声の添付がある。

耳にあててみると、無音のあとしばらくして「んご~んご~」と聴こえてきた。
「もう~っ、自分のイビキ録ってどうするの」と殿に突き出すと
「おタクのイビキだ」とのたまう。

「あまりのうるささに寝付けなかった」そうで、腹いせに録音したそうだ。
夜中に携帯を私の鼻先に押し付ける殿の姿を想像し笑ってしまったが

それよりも驚いたのが、携帯に録音し、メールに添付して送信するワザを
知っていたことのほうが衝撃だった。
メカ(?)には私のほうがずっと強かったはずなのに…。

2011年11月16日水曜日

犬、鳩を喰らう

たまには客寄せと、タイトルをセンセーショナルに書いてみる。庭でのったりと暮らすうちの犬。ひなたぼっこしながら一緒に食べようと持ってきた「鳩サブレ」を分けるまもなく、いきなりガブリ!

この状態で取り上げようとすると、私にも「う〜」と歯をむき出すのであきらめてワンコにすべて譲る。主の私は、家からロイズのチョコポテチの袋を持ってきて、底に残ったポテチのくずを仕方なく食べた。横からワンコが顔を突っ込んできたが、「チョコは人間様だけ」と抱え込む。小春日和の昼下がり。

2011年11月13日日曜日

定演でタイタニック(画像追加)

所属する混声合唱団の第21回定期演奏会が無事終了。↑の画像は「Shall We Dance?」を歌う場面。ブルーのシフォンストールは衣装係の苦心の作。

リハーサルもゲネプロもうまく行かず、「これまでで一番不安な定演」と団員もスタッフも心が重かった。だが、いざ本番となると、集中力が増したのか、完璧とまではいかずとも、何とか大きな乱れなく無事演奏を終えることができ、今ホッとしている。

今回はまあ、何といっていいのか、大役っちゃ~大役かなあ。まあ、それっぽいのを仰せつかった。衣装換えの時間稼ぎに、映画「タイタニック」のテーマを伴奏者のピアニストが演奏。少しは笑いを(?)という演出から、レオ様とケイト・ウィンスレットの船の舳先(へさき)のシーンを演じることになったのだ。指揮者への「ソロはご勘弁を。ソロ以外なら何でもします」の直訴が功を奏した(?)らしい。

お相手のデカプリオ役は、若手のKくん。身長が182センチもあって、どっちかと言えばデカ(過ぎ)プリオじゃなかろうか…。息子ほどの年齢のKくんには「おばさんでごめんね~」と、一応言っておいた。

大人しい性格のKくん故、当然舞台上では私がひっぱり回すこととなり、指揮者に「リードするのは男性よ、男性…」と言われる始末。そして本番では…。

予定より出を間違えて早く出たために間を持て余した。しかたがないので、二人してニターッと顔を見合したり、お手手つないで踊ったりと、ほんとキショクワルカッタ。

(衝撃?の画像。しっかりヒロインになり切って・・・)
 
舳先のシーンでは、時間が長すぎてKくんは足がガクガク(だったそう)。こっちはローズ(ウィンスレット)になり切って会場の海を眺める。お客はタコだイカだ☆\(^^;) いや~気持ちよかった。

デカ(過ぎ)プリオと腕をとりあって引っ込むときに、小さくタコさんイカさんに手を振ったら笑いが聴こえて、心の中でガッツポーズ。
(私はグリーンのスカーフをつけています。わかるかな?)

↑こちらはウエストサイドストーリィーの『アメリカ』の最後の場面。早口のプエルトリコ風英語に悩まされつつ、ジジババ合唱団には不可能とされた(?)曲をふりつけ付で披露。苦労した曲なのでうまくまとまったシーンの皆の笑顔をご覧あれ。



さて、↑画像は打ち上げのときの料理「五重塔」。これが宴会場にずらりと並ぶ様がおかしく「新興宗教の総会みたいだ」とiPadを持った若手団員と二人で画像をとりまくった。



この中身が気になるだろうと察したので載せます。↑無事に演奏が終わった達成感もあり、おいしく完食。ごちそう様でした。

2011年11月6日日曜日

東京(2)-とどめは帝国ホテル-

八重州中央口で殿の学友たちと再会。学業は捨て置いて雀卓ばかり囲んでいた悪友ばかり。もっとおじいちゃんになっているかと期待していたのに、あらま、皆さん、髪は黒々で体型もほとんど変わらず。うちの殿が一番おじいちゃんだった。


あやしい空模様を気にしつつ、上野へ移動。お目当てはパンダ。リーリーはお尻むけて寝ているし、シンシンにいたっては股ぐらをかっと開いて足を天に向けて寝ている。しばらくして笹の葉がふるまわれた。モソモソと彼らは動き出し、一斉にデジカメや携帯が向けられる。
「キャー、動いた」「かわいい」
動いたぐらいで有難がる人間も人間です。

お土産にパンダ舎のそばで売っていたパンダ絵葉書と記念切手のセット1000円を購入。販売員が日本人じゃないな、と思ったので「売っているあなたも中国から?」と話しかけたら、にっこりと彼女がほほえんで、そうだとの返事。「再見」と手を振ってお別れした。

上野動物園を駆け足でとおり抜け、浅草へ移動。雷門は凄い人出だった。
すぐ横の、人ごみの中から鹿児島弁をあやつる中年の女性の声が。
「鹿児島の方ですか?」と話しかけたら
「そうです、あなたもですか?」とあわただしい中でまさかの同郷人の会話となる。
方言そのままで話すのでよく声をかけられるそうだ。

着物の古着をたくさん吊っている店や手ぬぐいなど和小物の店が気になって気になって仕方がないのに、男どもはスッススッスと前に移動。ボンヤリしていると迷子になるので心の中でブ~垂れつつ着いていく。


仲見世の路地からは来春完成予定の東京スカイツリーがきれいに見えた。ここから見えるのがいいんだなあ、また。いつか登る日が来るのかな、いや、絶対登ろう。たとえ3000円かかろうとも。


浅草から隅田川の水上バス乗り場へ。船は竜馬号。桟橋からは金色のオブジェは見えた。TVで頻繁にみていて、ずっと気になっていた黄金の〇んこ。アサヒビール社屋のシンボルで、実は炎をあらわしているのだそう。立てると危険なので横にしたそうなのだけれど…。


浜離宮ではボケの実に「へ~」
銀座の「がんこ寿司」で宴会開始。男性5名女性2名のこじんまりした夕食会。遅れて参加したS子さんはKさんの妻。学生のころからのつきあいでそのままゴールインしたご夫婦だ。最近、社交ダンスに夢中だそうで、高いヒールを颯爽とはき、きれいな脚は昔のままだった。

2次会に予定していた場所はどこもいっぱいで、どのホテルもアウト。う~ん、じゃあ次はあそこ、と先頭を切って歩くS子さんのあとを男たちがぞろぞろとついて歩く。

そして行き着いたのが「帝国ホテル」最上階のラウンジ…(そりゃ、空いてるわい!)
角の見晴らしのいい特別コーナーが1時間1万円。7人で割ればまあいいかと、ここで飲みなおすこととなる。ジントニックや、森伊蔵、ギムレットとそれぞれにオーダー。飲みながら、昔の話や、近況をさらに話す。「うどんを食べに出ておいでや。ディープな店を案内するよ」と殿。S子さんはすかさず「あたし、田舎きら~い」(正直にも程がある、なら、あんたは来なくていいとワタシはカチン)女性のラウンジ担当者が2杯目のオーダーを伺いに来たが、注文する蛮勇の持ち主はいなかった。

1時間経ち、幹事のところへ「お支払い計算書」がやって来た。幹事、言葉を失ったかのごとく見つめたまま。隣のS子さんが横からチラ見して、「はい、1人5千円!」我が家は二人分なので1万円。
お札に別れを惜しみつつ、サイフから出した。「冥土の土産、冥土の土産」と誰もが自分に言い聞かせていたような。

名古屋、大阪、四国組はこの日のお宿「京王プレッソイン茅場町」にタクシーで向かったつもりが、降ろされたところが「京王プレッソイン大手町」。あわてて再びタクシーで茅場町へ。あやうく予約のないホテルのロビーで騒ぐところだった。ということで、ぶ~垂れな一日が無事終了。続きはまた。

2011年11月5日土曜日

東京(1)ー羽田空港編ー

11月5日(土)ANA532便(7時45分高松発~9時羽田着)にていざ東京へ。9月に予約したスーパー旅割利用だったので片道9970円のお席代金。これが正規だと片道で3万円超える。ネット予約で使ったクレジットカードを、空港の機械にかざすだけで搭乗手続きが出来るシステムなのだけれど、不安だったのでANAのカウンターで発行してもらった。

殿の学生時代の友人たちに会うのが旅の目的(私も面識あり)で、四国組、関西組、名古屋組、の交通費も仲間内で折半してくれた。一番高額だと予想された四国組(遠方でしかも二人参加なので)の交通費が新幹線参加の人たちよりもグンと安く、幹事さんに大感激された。がんばって予約をとった甲斐があった。

激安な席設定の場合、かなり後ろの席で往きは後ろから3番目、帰りは最後部席だった。トイレは近いし、椅子は気兼ねなく倒せるし、で、快適快適。最近の空の旅で変化したのは機内サービス。
ずいぶん昔の話だけれど、まずオシボリ、飴、飲み物、すべて無料だった。

それが今は(ANAは)飲み物だけのサービスで、水、お茶(HOT、COLD)、りんごジュースの3種類が無料でコーヒーや紅茶などは有料。300円程度だったかな?ただCAさんはやはりきれいだった。昨年乗ったアメリカの飛行機では、年齢も高く、乗客の二人分ありそうな体重の女性、男性のCAが多くてびっくりしたもの。狭い飛行機の通路をSORRYと汗かきかき動く乗務員を見ながら、難儀なこっちゃ、と密かに思った。


 羽田空港… でかい、広い。すぐに空港案内を拡げたが現在地も把握できないほどに頭が混乱。頭を落ち着かすために建物の中をうろつく。ビッグバードと称される、両翼のひとつ、第2ターミナルのレストラン、ショップをざっと見学。画像をアップして気がついたけれど、もうクリスマス・ツリーが飾ってあったのね…。これに気がつかないほどに舞い上がっていたわけだ。


当初は集合場所でもある、東京駅八重洲中央口付近で昼食をと考えていたが
「東京駅でも右往左往して店探しが大変だろう」と予測。
結局、第2ターミナルの東京ラーメン「天ラーメン」を食べる。


 私が選んだのは、こちらのあっさり味の「天ラーメン」 860円。麺が驚くほどに細くて、ツユも優しい味。値段に目をつぶれば、とても美味しかった。

 こちらは殿の選んだ「味噌ラーメン」980円。少しピリっと来る麻婆豆腐の味。おいしい。


旅の守護神 ≪MOOON≫ 千住博作。旅の平安を祈ってくれる。




次はいよいよ東京観光へ

水上バス

乗っています。アサヒビールビルもみえました。