2011年12月31日土曜日

忙中ですが縫ってます(よいお年を!)

23日の忘年会で絣の着物を着た。着易い着物と帯をついつい選ぶので、おそらくここ最近日記に登場している着物はこればかりだと思う。なかなか他の着物の冒険ができないのだ。ただ、忘年会では帯揚げがお初だった。これは淡い卵色の帯揚げで、どんな帯にも着物にもあう万能色だ。綸子ではなく縮緬なので、紬や小紋との格もばっちり。これはmixi友さんの奥様にいただいた。着物道の先輩なので、くださるものも的を得ている。リサイクル品ばかりの私の和ダンスの中で新品のコレは光を放っている。本当にありがたい。

ちなみに、23日の半襟はこれだ。


かわいいヒイラギの半襟。苦労してチクチク縫ったのに、飲食、カラオケに忙しくて、誰も気がついてくれなかった。でも、自分としては達成感があったので、ま、いいか。つくづくと着物は自己満足の世界なり。


さて、こちらは先ほど縫い付けた半襟。来年の話になってしまうが、2日、叔父夫婦と私たち夫婦、帰省中の息子の5人でお昼を食べることになったのだ。忘年会で久しぶりに着物を着て、「やまとなでしこ魂」に火がついた私、来年2日もなんとか着物を着たいと思い、まさか、クリスマス柄をそのまま着ていくわけにも行かないので、正月の筑前煮を仕上げたところで、チクチクと縫い物。縮緬(化繊)の木の実模様の半襟だ。理想は梅なのだが、手持ちにないのでしかたがない。大晦日の多忙なときに縫い物をしていると、ものすごく贅沢な時間を過ごしている気分になった。

今年はこれが最後の日記になると思います。
今年1年お世話になりました。来年もどうぞよろしく。

2011年12月30日金曜日

メンバーズカード


年末に帰省した身内が持っていたカード。田舎では珍しいものなので載せてみた。
さて、なんのメンバーズカードでしょう。
サイトのURLがカードに明記してあるので、調べればすぐわかるかな。
でも、カンを働かせて考えてね~。
ヒント1、関東に住む身内が持っている。
ヒント2、都会での需要多し。

2011年12月24日土曜日

お国のために半年間

総務省統計局が無作為に選んだ結果、わが家が調査協力の1軒に当たったらしい。説明に来てくれた担当の人によると半年間綿密な家計簿をつけなくてはならない。野菜や肉の重さを計るための卓上はかりと電卓、筆記用具つきで、調査の終わる半年後は「くださる」らしい。

元旦からさっそく記入しなくてはならず、半月ごとに担当の人が回収に来る。それだけでも気が重いのに、2月は「資産、貯蓄調査」… う~む、気が重いぞ。めちゃめちゃ重いぞ。国民の義務とはいえ何で「抽選」に当たったのか。くじ運は別なところで発揮したかった。

2011年12月23日金曜日

トナカイかぶって

例によって、コーラスの忘年会で出し物をした。ソプラノ8人が舞台にあがり歌ったのは「サンタが街へやって来る」。有名なクリスマス・ソングのあれ。先日の市民クリスマスで少年少女合唱団がかわいい振り付け付でしたのを、じ~っとみて頭に叩き込み、そのマネをした。平均年齢だと60歳は超えている女たちが、トナカイの被り物をして歌ったもので、携帯やデジカメが一斉にこちらへ向けられた。そのうち画像をもらえると思うので、そのときは小さく載せましょう。ついでながら、アルトが揃って歌ったのは「上海帰りのリル」。ソプラノより平均年齢が高いのが選曲でわかる(^^;)

トナカイの被り物は、里帰りしていた娘に近所のダイソーまでに買いにいってもらった。身銭を切ったので、舞台が終わったときは「来年にも使いまわしするから」とトナカイを回収した。

2011年12月20日火曜日

台湾観光局ウェルカムプレゼント


友人より、「故宮博物館や夜市消費券(NT$100分クーポン)がもらえる」との情報があったので、さっそく教えてもらった台湾観光協会(東京と大阪に事務所あり)のURLで申し込み書をDLした。ここに受取人の住所を書くと、人数分だけ郵送してくれる。FAXもすでにいれたので、来年には届くことだろう。台湾の情報通がいて感謝だ。上記のクーポンは2011年版なので、来年はまた違うクーポンが出るかな?(欲張りだこと!)

台北ナビというサイトでは他にもいろいろなクーポンがあるそうなのでそちらもDLしてみたいと思う。こうして、旅は、準備の段階から始まっている。

2011年12月18日日曜日

骨董市

銀行の古い建物を利用した骨董市は今日が最終日。冷やかしに出かけてみる。

昭和では当たり前にあった、噴霧器式のフマキラー。画像が撮りたかったけれど、頼んだらOKが出たかなあ。首を傾げた4頭のビクター犬も鎮座。

わらったのは「ピカソ」のサイン入りの、下手くそなキュビスムぽい額縁絵が15000円。目をひいたのは、150万円の値がついている抽象画で、よくみると猪熊弦一郎のサイン入り。私には本物に見えたが…。果たしてこんなところで売れるのだろうか。

手芸作品もたくさん出ていて。畳へりバッグに心が動く。おしゃれで軽くて丈夫だと人気がある。大きなトートバッグで4500円。高いのがたまにきずかなあ。

行きがけにバスの回数券を買ったので財布の中は300円ぽっきり。懐が寂しいのも無駄買い防止にはなったかも。(※画像の角度が直らない~、何故だ~)

2011年12月17日土曜日

大好きな「アヴェ・マリア」

(開演前。どんどん席が埋まっていきます)
夜、大学のチャペルで一足先に「市民クリスマス」。
毎年出演しているこのクリスマス礼拝で、一番楽しみなのがチャペル自慢のパイプオルガン。奏者のNさんはCDまで出しているプロだ。今年のプログラムはーブクステフーゼ作曲 コラール『いざ来ませ 異邦人の救い主』プレルーディウム ハ長調ー背中側で演奏している奏者を見ようとすると、長時間は首が痛くなるので、いつも前を向いて目を閉じてきく。天国からの音のようだ。
                                                           出番を待つところをパチリ。私たちの演奏はいつもトリで、今夜の曲目はカッチーニの『アヴェ・マリア』。『見上げてごらん夜の星を』『Climb Ev'ry Mountain』(ミュージカル、サウンド・オヴ・ミュージックより)の3曲。最初の曲、カッチーニのアヴェ・マリアは、数あるアヴェ・マリアの中でもポピュラリー(ポピュラリテック?)な曲でメロディが涙が出るほどにきれいだ。歌うと決まったときは小躍りした。
カッチーニのアヴェ・マリアをお聴きになりたい方のために、女声コーラスバージョンを下に貼ります。YouTubeから借りました。お楽しみください(^^)





2011年12月16日金曜日

あれ、埋め込みコードがない

最近、気がついたのだが、YouTubeに埋め込みコードがない。
どうしたら埋め込めるのかな、と検索をかけてみたら
http://okwave.jp/qa/q6670129.html
↑に「共有ボタン」を押せばいいとある。なるほど…。
ちゃんと出てきました。共有を許可しない場合はコードが出てこないそうだ。

数日後、久しぶりに埋め込んだ日記がココ。
音楽を聴いてもらうのには本当に便利。

2011年12月13日火曜日

庭の野菜、そして犬


プチ菜園のマンバがフサフサ。
もう食べごろなのだが、アク抜きが面倒でほったらかし状態。
早くムシってやらなくては。

ツルなしキヌサヤ、スナップエンドウも順調。
キヌサヤとエンドウは野菜の中でも高いので、できたらフサフサと実って欲しい。
マンバは…そこそこでいい。



さて、ワンコ。
庭では放し飼い状態なので、あちこちウロウロするかと思いきや
デッキの上の犬小屋で夜を過ごし、日中はほとんど、日当たりのよい、
洗濯物干し台の横で川向こうの「動くもの」を観察している。知らない人や
嫌いな犬、嫌いな飼い主にはよく吠える。なかなか優秀な番犬。

ワンコも私とほぼ同じ年の「おばあちゃん」年齢なので
「冷えるとかわいそう」と思い、高級毛布を提供。

『南極大陸』をTVでみたあとは、必ず、庭のワンコに
声をかけたくなる、きょうこのごろ。

2011年12月12日月曜日

気が重かった1ヶ月

10月中旬、乳がんと子宮がんの集団検診を受けた。乳がんは視触診とマンモグラフィーの二つを受ける。おおよそ1ヶ月後の11月半ばに検診結果が届いた。視触診は異常なしだったがマンモが「要精密検査」。思いがけないことだったのでハガキを持ったまま郵便受けの前で立ち尽くしてしまう。

12月の初旬に市内の大きな病院に、再びマンモグラフィーとエコーで精密検査を受診に出向く。検査の順番を待つ間、隣の女性と話す。3つほど上の人だったが、昔乳腺炎を患ったとかで、今回の精密検査をがん宣告のように怖がっていた。

それでもちゃんと「小さいうちに見つかるのは幸せなことだから」と、自分の中で納得させようとしている彼女が健気だった。私のカルテをちらっと見て、「いやー、私と同じ誕生日やん」と驚きはしゃいでいる。「でも、本当は12月29日なんよ。だから干支や生年月日で占いをしてもらうときはどっちを言えばいいのか迷う」と笑う。たまたま隣に座った人が同じ誕生日だったとは奇遇だ。

さて、精密検査。技師のみ立会いの撮影で、診断結果はさらに1週間後だと言う。また行くのかと、ため息が出た。そしてきょうがその結果を知る日。

病院についたのは4時前で日がそろそろ落ちかけている。夕方に結果を聴くのは気が思いものだ。30分ほど待って呼ばれ、再度医師による視触診。上半身裸でバンザイするこのスタイルはどこか笑える。マンモとエコーの写真をみながら「特に異常は無いですね」と医師から聞いたときは心底安堵した。

210円を自動支払い機で払い、ユーミンの♪恋人はサンタクロース、の流れる待合室を出たら案の定寒い。ダウンコートの衿元までファスナーをあげながら、私と同じ誕生日の彼女の結果はどうだったろうかと思いを馳せる。

バスを待ちながら殿にメールを送信。「きょうはご馳走だね」の返信があったので、途中スーパーで太刀魚とオリーブハマチの刺身を買って帰った。ビールはプレミアムだ。

2011年12月10日土曜日

相性の良い、旅本


2月に女4人で台北に行く計画を立てている。その参考にと、高松の旅行代理店に相談に行った帰り、本屋で「ことりっぷ」(co-Trip)というガイドブックを買った。「るるぶ」や「マップル」が有名だが、ことりっぷは一回り小さくて、派手な写真がない。出版社をみるとマップルと同じ「昭文社」だった。

バーンとした写真や派手なレイアウトのガイドブックは、読んでも読んでも目が泳いで頭に入らない。相性がいいのか、この案内書は染みるように情報が頭に入ってくる。不思議なものだ。この本で仕入れた情報。大飯店」はレストランではなく、ホテルだそうだ。北京語(台湾語)はおもしろい。

2011年12月9日金曜日

リースのブローチ

(首のシワの少ない画像を選択…)

12月になったので、クリスマスグッズを出した。その中にかわいいベルのついたブローチがある。あれ、何でこんなブローチを持っていたのだろうと、出処を思い出せない。

ま、いいか、とコーラスに着て行くセーターにつけて鏡をみているうちに あ~~~っと思い出した。そうだ、去年G嬢にもらったブローチだ。これと一緒に白いレースのアップリケももらい、それは手芸の大好きな友人が欲しがったのであげたんだっけ。

音楽室のホワイトボードに連絡事項を書いていると、ブローチのベルが小さくリンとなる。かわいい音に誰か気づけ!と念を送ったが、誰も反応しない。
音楽やっているのに音に鈍感じゃだめじゃない。

2011年12月3日土曜日

毛皮のストールがバッグに

趣味仲間のSさんの本日のオシャレ。体を擦り寄せたくなるフワフワのバッグは、もともとはストールだったもの。「かわいいストールだね、と前褒めてくれたあれよ」と彼女。いつもお願いする洋服のリフォーム屋で3000円かけてバッグにしたそうだ。コートにしっくり馴染んで上品な毛皮使いのアイテムとなっている。質の良いものをとことん使いこなす天才だと思う。

2011年11月27日日曜日

ATMボックスで

日曜日のこと。
銀行のATMボックスでお金をおろそうとしたらバッグの中に財布が無い。どうやら15分前に寄ったスーパーに忘れたらしい。

心臓がバクバクし汗がどっと出る。買物のレシートを幸いにも見つけたので(財布に突っ込んでなかった!)そこに記されていた電話番号に携帯からかけた。店長が電話に出て、それらしき財布があることを確認。ほっとした。

しばらくしてボックスの中でアナウンスが…。
「携帯を使った振り込め詐欺が横行しています。ATMボックス内では携帯をお使いにならないで下さい」正確では無いけれど、そんな内容だった。

無事財布を奪還し、帰宅して殿に話す。
私「ボックスの監視カメラに映ったんだろうか。それを見てセキュリティーの監視の人がテープを流したとか」
殿「違うやろー、携帯の電波をキャッチして注意のテープが自動的に流れたんだろう」
さて、真相はいかに。

2011年11月17日木曜日

殿からの音声添付メール

ある朝のこと、起きるなり、殿が「携帯にメールを送ったから」と言う。
「何よそれ…」と携帯メールの受信を確認してみたところ、音声の添付がある。

耳にあててみると、無音のあとしばらくして「んご~んご~」と聴こえてきた。
「もう~っ、自分のイビキ録ってどうするの」と殿に突き出すと
「おタクのイビキだ」とのたまう。

「あまりのうるささに寝付けなかった」そうで、腹いせに録音したそうだ。
夜中に携帯を私の鼻先に押し付ける殿の姿を想像し笑ってしまったが

それよりも驚いたのが、携帯に録音し、メールに添付して送信するワザを
知っていたことのほうが衝撃だった。
メカ(?)には私のほうがずっと強かったはずなのに…。

2011年11月16日水曜日

犬、鳩を喰らう

たまには客寄せと、タイトルをセンセーショナルに書いてみる。庭でのったりと暮らすうちの犬。ひなたぼっこしながら一緒に食べようと持ってきた「鳩サブレ」を分けるまもなく、いきなりガブリ!

この状態で取り上げようとすると、私にも「う〜」と歯をむき出すのであきらめてワンコにすべて譲る。主の私は、家からロイズのチョコポテチの袋を持ってきて、底に残ったポテチのくずを仕方なく食べた。横からワンコが顔を突っ込んできたが、「チョコは人間様だけ」と抱え込む。小春日和の昼下がり。

2011年11月13日日曜日

定演でタイタニック(画像追加)

所属する混声合唱団の第21回定期演奏会が無事終了。↑の画像は「Shall We Dance?」を歌う場面。ブルーのシフォンストールは衣装係の苦心の作。

リハーサルもゲネプロもうまく行かず、「これまでで一番不安な定演」と団員もスタッフも心が重かった。だが、いざ本番となると、集中力が増したのか、完璧とまではいかずとも、何とか大きな乱れなく無事演奏を終えることができ、今ホッとしている。

今回はまあ、何といっていいのか、大役っちゃ~大役かなあ。まあ、それっぽいのを仰せつかった。衣装換えの時間稼ぎに、映画「タイタニック」のテーマを伴奏者のピアニストが演奏。少しは笑いを(?)という演出から、レオ様とケイト・ウィンスレットの船の舳先(へさき)のシーンを演じることになったのだ。指揮者への「ソロはご勘弁を。ソロ以外なら何でもします」の直訴が功を奏した(?)らしい。

お相手のデカプリオ役は、若手のKくん。身長が182センチもあって、どっちかと言えばデカ(過ぎ)プリオじゃなかろうか…。息子ほどの年齢のKくんには「おばさんでごめんね~」と、一応言っておいた。

大人しい性格のKくん故、当然舞台上では私がひっぱり回すこととなり、指揮者に「リードするのは男性よ、男性…」と言われる始末。そして本番では…。

予定より出を間違えて早く出たために間を持て余した。しかたがないので、二人してニターッと顔を見合したり、お手手つないで踊ったりと、ほんとキショクワルカッタ。

(衝撃?の画像。しっかりヒロインになり切って・・・)
 
舳先のシーンでは、時間が長すぎてKくんは足がガクガク(だったそう)。こっちはローズ(ウィンスレット)になり切って会場の海を眺める。お客はタコだイカだ☆\(^^;) いや~気持ちよかった。

デカ(過ぎ)プリオと腕をとりあって引っ込むときに、小さくタコさんイカさんに手を振ったら笑いが聴こえて、心の中でガッツポーズ。
(私はグリーンのスカーフをつけています。わかるかな?)

↑こちらはウエストサイドストーリィーの『アメリカ』の最後の場面。早口のプエルトリコ風英語に悩まされつつ、ジジババ合唱団には不可能とされた(?)曲をふりつけ付で披露。苦労した曲なのでうまくまとまったシーンの皆の笑顔をご覧あれ。



さて、↑画像は打ち上げのときの料理「五重塔」。これが宴会場にずらりと並ぶ様がおかしく「新興宗教の総会みたいだ」とiPadを持った若手団員と二人で画像をとりまくった。



この中身が気になるだろうと察したので載せます。↑無事に演奏が終わった達成感もあり、おいしく完食。ごちそう様でした。

2011年11月6日日曜日

東京(2)-とどめは帝国ホテル-

八重州中央口で殿の学友たちと再会。学業は捨て置いて雀卓ばかり囲んでいた悪友ばかり。もっとおじいちゃんになっているかと期待していたのに、あらま、皆さん、髪は黒々で体型もほとんど変わらず。うちの殿が一番おじいちゃんだった。


あやしい空模様を気にしつつ、上野へ移動。お目当てはパンダ。リーリーはお尻むけて寝ているし、シンシンにいたっては股ぐらをかっと開いて足を天に向けて寝ている。しばらくして笹の葉がふるまわれた。モソモソと彼らは動き出し、一斉にデジカメや携帯が向けられる。
「キャー、動いた」「かわいい」
動いたぐらいで有難がる人間も人間です。

お土産にパンダ舎のそばで売っていたパンダ絵葉書と記念切手のセット1000円を購入。販売員が日本人じゃないな、と思ったので「売っているあなたも中国から?」と話しかけたら、にっこりと彼女がほほえんで、そうだとの返事。「再見」と手を振ってお別れした。

上野動物園を駆け足でとおり抜け、浅草へ移動。雷門は凄い人出だった。
すぐ横の、人ごみの中から鹿児島弁をあやつる中年の女性の声が。
「鹿児島の方ですか?」と話しかけたら
「そうです、あなたもですか?」とあわただしい中でまさかの同郷人の会話となる。
方言そのままで話すのでよく声をかけられるそうだ。

着物の古着をたくさん吊っている店や手ぬぐいなど和小物の店が気になって気になって仕方がないのに、男どもはスッススッスと前に移動。ボンヤリしていると迷子になるので心の中でブ~垂れつつ着いていく。


仲見世の路地からは来春完成予定の東京スカイツリーがきれいに見えた。ここから見えるのがいいんだなあ、また。いつか登る日が来るのかな、いや、絶対登ろう。たとえ3000円かかろうとも。


浅草から隅田川の水上バス乗り場へ。船は竜馬号。桟橋からは金色のオブジェは見えた。TVで頻繁にみていて、ずっと気になっていた黄金の〇んこ。アサヒビール社屋のシンボルで、実は炎をあらわしているのだそう。立てると危険なので横にしたそうなのだけれど…。


浜離宮ではボケの実に「へ~」
銀座の「がんこ寿司」で宴会開始。男性5名女性2名のこじんまりした夕食会。遅れて参加したS子さんはKさんの妻。学生のころからのつきあいでそのままゴールインしたご夫婦だ。最近、社交ダンスに夢中だそうで、高いヒールを颯爽とはき、きれいな脚は昔のままだった。

2次会に予定していた場所はどこもいっぱいで、どのホテルもアウト。う~ん、じゃあ次はあそこ、と先頭を切って歩くS子さんのあとを男たちがぞろぞろとついて歩く。

そして行き着いたのが「帝国ホテル」最上階のラウンジ…(そりゃ、空いてるわい!)
角の見晴らしのいい特別コーナーが1時間1万円。7人で割ればまあいいかと、ここで飲みなおすこととなる。ジントニックや、森伊蔵、ギムレットとそれぞれにオーダー。飲みながら、昔の話や、近況をさらに話す。「うどんを食べに出ておいでや。ディープな店を案内するよ」と殿。S子さんはすかさず「あたし、田舎きら~い」(正直にも程がある、なら、あんたは来なくていいとワタシはカチン)女性のラウンジ担当者が2杯目のオーダーを伺いに来たが、注文する蛮勇の持ち主はいなかった。

1時間経ち、幹事のところへ「お支払い計算書」がやって来た。幹事、言葉を失ったかのごとく見つめたまま。隣のS子さんが横からチラ見して、「はい、1人5千円!」我が家は二人分なので1万円。
お札に別れを惜しみつつ、サイフから出した。「冥土の土産、冥土の土産」と誰もが自分に言い聞かせていたような。

名古屋、大阪、四国組はこの日のお宿「京王プレッソイン茅場町」にタクシーで向かったつもりが、降ろされたところが「京王プレッソイン大手町」。あわてて再びタクシーで茅場町へ。あやうく予約のないホテルのロビーで騒ぐところだった。ということで、ぶ~垂れな一日が無事終了。続きはまた。

2011年11月5日土曜日

東京(1)ー羽田空港編ー

11月5日(土)ANA532便(7時45分高松発~9時羽田着)にていざ東京へ。9月に予約したスーパー旅割利用だったので片道9970円のお席代金。これが正規だと片道で3万円超える。ネット予約で使ったクレジットカードを、空港の機械にかざすだけで搭乗手続きが出来るシステムなのだけれど、不安だったのでANAのカウンターで発行してもらった。

殿の学生時代の友人たちに会うのが旅の目的(私も面識あり)で、四国組、関西組、名古屋組、の交通費も仲間内で折半してくれた。一番高額だと予想された四国組(遠方でしかも二人参加なので)の交通費が新幹線参加の人たちよりもグンと安く、幹事さんに大感激された。がんばって予約をとった甲斐があった。

激安な席設定の場合、かなり後ろの席で往きは後ろから3番目、帰りは最後部席だった。トイレは近いし、椅子は気兼ねなく倒せるし、で、快適快適。最近の空の旅で変化したのは機内サービス。
ずいぶん昔の話だけれど、まずオシボリ、飴、飲み物、すべて無料だった。

それが今は(ANAは)飲み物だけのサービスで、水、お茶(HOT、COLD)、りんごジュースの3種類が無料でコーヒーや紅茶などは有料。300円程度だったかな?ただCAさんはやはりきれいだった。昨年乗ったアメリカの飛行機では、年齢も高く、乗客の二人分ありそうな体重の女性、男性のCAが多くてびっくりしたもの。狭い飛行機の通路をSORRYと汗かきかき動く乗務員を見ながら、難儀なこっちゃ、と密かに思った。


 羽田空港… でかい、広い。すぐに空港案内を拡げたが現在地も把握できないほどに頭が混乱。頭を落ち着かすために建物の中をうろつく。ビッグバードと称される、両翼のひとつ、第2ターミナルのレストラン、ショップをざっと見学。画像をアップして気がついたけれど、もうクリスマス・ツリーが飾ってあったのね…。これに気がつかないほどに舞い上がっていたわけだ。


当初は集合場所でもある、東京駅八重洲中央口付近で昼食をと考えていたが
「東京駅でも右往左往して店探しが大変だろう」と予測。
結局、第2ターミナルの東京ラーメン「天ラーメン」を食べる。


 私が選んだのは、こちらのあっさり味の「天ラーメン」 860円。麺が驚くほどに細くて、ツユも優しい味。値段に目をつぶれば、とても美味しかった。

 こちらは殿の選んだ「味噌ラーメン」980円。少しピリっと来る麻婆豆腐の味。おいしい。


旅の守護神 ≪MOOON≫ 千住博作。旅の平安を祈ってくれる。




次はいよいよ東京観光へ

水上バス

乗っています。アサヒビールビルもみえました。

2011年10月29日土曜日

死体を運ぶ気分


先日、しらゆきさんを初めて外に連れ出した。バッグの底に押し込めては何だかかわいそうだし、壊れてもいけない、ということでバッグの上側に入れた。

スーパーでの買い物の際、サイフの出し入れにどうしてもしらゆきさんの顔を見てしまう。同時にバッグの中の人形を、他の人に知られたくなくて腕で隠すことになる。何だか死体を運んでいるような、2時間ドラマの主人公のような気分。警察にも通報されず無事帰宅し、しらゆきさんをいつもの場所に戻してホッとした。

2011年10月28日金曜日

ゴヤかドニか

11月初旬、いざ東京へ。短い滞在のうち、半日時間がとれそうなので1ヶ所だけ美術展鑑賞が叶いそう。その選択に悩むんだなあ…。ゴヤ展 かドニ展 か。

twitterに書いたら、M男さんは「ゴヤ」と叫び
MIMOCAで会ったしろさんは
「マハが裸だったらもっとよかったのに」と爆弾発言で私をのけぞらせ、
「どうせなら裸と着衣と並べてみたいものですよね…」とさらに付け加え
「でも2作ともプラドになかったら観光客が怒るよね」の私の言葉に
「そりゃそうですよね」とにっこり(しろさん、おもしろ過ぎ)

まだしばらくは悩みそう。

☆時事ネタ:英明高校の松本くん、ドラフト巨人1位指名。巨人入りだろう。
☆ばばネタ:コーラス定演間近。本日の練習で指揮者キレまくる。

2011年10月25日火曜日

MIMOCAでしろさんと

関東からのお客様にいただいたお菓子を食べながら一筆啓上。このチョコレートの焼き菓子は底のほうに濃いチョコが沈んでいて実に美味しい。


そのお客様とは、お会いするのは初めてのしろさん。待ち合わせ場所である、MIMOCA(猪熊弦一郎現代美術館)のミュージアムショップで佇む女性を一目みて、すぐに「しろさんだ」と確信しました。もっとも午後4時近かったので、そこにはしろさんしか居なかったのですが。でも、もしも数人いたとしてもわかったと思います。

ということで、ほとんど貸切状態で「杉本博司展ー宗教ー」を鑑賞。学芸員のギャラリートークを一度は聴いていて、少しはしろさんにウンチク?を語れるはずだったのに、難しいことはすっかり忘れていました。しろさんに解説(?)してあげたのは、プレオープニングで見たプリンシパル首藤康之さんの優雅で繊細で力強いバレエ「カノン」の感動のみ、という、ちょっと的ハズレなご案内となりました。

一回りしたあと、美術館のカフェでお茶。和三盆の五輪塔のお菓子付ほうじ茶のカフェオレを二人とも選びました(900円)画像はしろさんと白雪さんの御目文字を記念撮影したもの。


しろさんに抱かれたしらゆきさんの、満足そうな表情をごらんください(^^)
「一番奥のあの椅子はイサム・ノグチデザインよ。それとどこかの席が猪熊さんのお気に入りの席だったはず」と注文をとりにきたカフェの可愛い女の子に尋ねたところ、あわてたように調理場へとって返し、古いスタッフに確認したのか、しばらくして「以前はお気に入りの場所がそのままあったのですが、その後改装しすっかり椅子やテーブルが変わってしまったので、今はございません」と申し訳なさそうに一生懸命説明。何だか難しいことをきいたみたいで、こちらこそ、ごめんなさいな気分でした。

しろさんとは主に本の話をしましたが、楽しかったなあ。いつかまた関東で会いましょう!

2011年10月22日土曜日

ハートのオリーブ

(叔父の通う眼科の庭のオリーブの鉢。散々探したがここでは見つからず)

知り合いの女性が、自慢げに広げて見せてくれた手帳には、ハートの形をしたオリーブの葉が貼ってあった。四葉のクローバーのように「見つけるといいことがある」のだそう。パラパラめくった中に何枚か見えた。

今まで知らなかった葉の存在にびっくりした私、その翌日から、オリーブの木を見ると素通りできなくなった。小豆島がオリーブの実の産地ということもあり、幸せなことにオリーブはあちこちで目にする。高松の丸亀町通りのまんなかにもオリーブの鉢がいくつか置いてある。実は一番最初にここでハート型の葉を見つけた。人通りの多い街中で葉をブチッとむしる”人でなし”な行為は勇気(といっていいのか?)がいったが、自分の幸福のためにがんばった。その成果が↓これ。


いかがでしょう。かわいいでしょう。もちろん、1枚の”しあわせ”では飽きたらないので、これからもっともっと強欲に探すつもりです。確か坂出市の「東山魁夷美術館」にはたくさんのオリーブの木があったっけ。美術館探訪の楽しみがまた増えた。

2011年10月16日日曜日

何でそこなのっ


どこで昼寝してもいいけれど、何でそこなのよっ!

※ ご参考までに右端の青物はネギ、上の端に並ぶ4つの苗は讃岐弁でいうとマンバ。九州弁?だと高菜。

2011年10月15日土曜日

今朝の行列

「なかむら」は11時の今で20人程度並んでいます。あっというまに後ろに10人!土曜日のせいか若者が多いかな。

2011年9月28日水曜日

『永遠の0』の夢を見る

後半3分の1を一気読みして寝たのは午前2時。
翌朝、零戦のことを殿に語りたくてしようがなかった。
「零戦は戦闘機としては抜群の飛行時間を保つ機体だったけれど、それが結果的には搭乗する者にとっては過酷な7時間もの緊張を強いる、人に優しくない機体だったそうよ」

おまけに夢もみた(このあとはネタばれあります)



健太郎と慶子の実の祖父はお話の中では特攻で死ぬ。でも、私は読了した夜、夢を見た。故障していた零戦をだましだまし操縦し、とある島に不時着。彼はそこでしぶとく生き抜くという夢。小説のラストを勝手に変えた「夢」は初めて。

2011年9月27日火曜日

バラでどうよ


秋は派手に赤だ、とはりきっていたのに、裾を破ってしまいました。
思案の結果、百均でバラの飾り物を調達。


シャツの裾にバラ3つ縫い付けて破れ隠しをしましたが、さぞかし、ROPEもびっくりなことでしょう。

2011年9月26日月曜日

やっぱり奇妙

ヒガンバナは花の造りが建築的で美しいなあと思う。
でも、その咲き方はツクシやアスパラガスと同じで、音であらわすと「ニョッキリ」
かわいいけれど、やっぱりどこか奇妙。

2011年9月25日日曜日

どっちだっ

 ご近所から野菜をもらったものの…
はて、コイツはナス、それともピーマン?

ということで包丁で割ってみたら立派なピーマンでした。
しかし、この画像↑、タイトルをつけるならば「阿鼻叫喚」だな。

2011年9月24日土曜日

パンダの着ぐるみ

 セキグチ(momkoDOLLを販売しているところ)のWEBページで見つけて、1ヶ月ほど迷って買ったのが、このパンダの着ぐるみ(2100円)

おそらく、この日記のタイトルを見た方は「もしや、これが例の秘密のバイトか?と期待したのではないかな。残念ながら、私のではしらゆきさんの着ぐるみを買いました。


 では、さっそく着せてみましょう。右肩からいれて、次に左肩を、と着せてみるのだが、人間と違って関節が固いのでなかなかうまくできない…

まあ、とりあえず行程の画像を、と撮ってみたら、何だか、しらゆきさんが、パンダに食われて、ジャナイ、食べられているみたいに見えます。




しばらく考えて、「そうだ、両腕を同時に通せばいいのだ!」
ということで、ものは試しとやってみたら…



 ジャン!
このように上手に着せることができました。
どうです。この凛々しいパンダ姿は。姿と同時に感動的なのは、しらゆきさんは自立した女であること。支えがなくともバランスをうまく保てば立つことができるのです。momoko doll は素晴らしい。

ご要望に応じて(え、誰も言ってない?)かわいい顔のアップも載せましょう。
干支に「パンダ年」があったら、いえ、熊年、あるいは猫年でもいい。年賀状の写真に使ったのにぃ。

さて、これがこの日の最後の1枚。
しらゆきさんは撮影の疲れを、タコの握り寿司で癒しています。
お疲れ様でした。