2011年6月25日土曜日

舞台の上でヒソヒソ

19日(日)は知人が出ている男声合唱団の定演を聴きに出かけた。Z氏からは来てよ、絶対来てよ、とうるさく言われていたので、知らん振りするわけにもいかない。会場につくとわが団の人たちがすでに7、8名きていたので、まんなかあたりの席に一緒に陣どった。

さて、本番中のZ氏。歌っている最中に、隣のセカンドテナーの青年に何かゴソゴソ話しかけている。青年は耳は傾けているが、答える風でもなく、歌詞の「ブン、ブン、ブン」をずっと歌っている。

数日後、
「歌どうやった?」とZ氏が電話をかけてきたので
「ソロのところ、声がまんべんなく出ていてよかった。昔よりずっとうまくなっている」と返事をしたら喜んでいた。喜ばせついでに気になっていたことを質問した。
「何かハプニングでもあったの?」
「いやな、ソロ部分の歌詞が歌う直前になってとんでしまったんや。それで隣のヤツにきいたら、自分はブンブン言うばかりだから、ソロ部分は全然知らん、というんや、もう困ってなあ。でも、いよいよや、舞台のまんなかに一歩進んだところでいきなり思い出して間に合った」

まさに手に汗握る展開だったのだ。私にも覚えがあるので、彼のそのときの恐怖がとてもよくわかった。そして、隣のブンブン青年の事情も。人の歌うところなんて覚えちゃないのだ。

合唱に誠実なZ氏が本番にヒソヒソ話をするなんてよほどのことだったのだろう。
「手に油性マジック(水性は汗で流れる)で歌詞かいて、イザというときのお守りにしたことがある」と言う私に
「それは前にやった。観客席にいた友達に、『手をみてカンニングしたろ』とばれた」
だそうだ。皆、やることは一緒だ。

話はここでとどまらず、今彼が習っているイタリア歌曲の話、それからカンツォーネといつもの流れになったので、あららぁ~、長くなると椅子に座ろうとしたら、グッドタイミングにも玄関にお客。運よく電話をきることができた。

2 件のコメント:

石松 さんのコメント...

ポイントずれてるレスをひとつ…(; ̄ー ̄川 アセアセ

電話を切るタイミングってホント難しいですよね~(=^‥^A アセアセ・・・

時々電話で2時間近く話すことがあるんですが…
ホントに切るタイミングに困りますよね(ノ゚⊿゚)ノあうぅ!!

momo さんのコメント...

基本的には、長話が苦手な私です。

早く話を終わらせたい人から電話があったときは、「5分後に外出するので」と冷たく前置きします(笑)