
「源氏物語の語り手」として新聞に紹介されていたのだ。4年前までYさんは高校の教師をしていたらしく、ちょうど「人生の片付け」と称して、フリマで絵葉書や図録を売っていたあの頃は、退職してちょっと落ち着いたころだったと思われる。
言葉通り、本腰で源氏に取り組んだ彼女は、「源氏物語のカルチャー教室に通ったりしながら、友人たちと月2回集まっては、源氏物語を読破してきた」そうで、このあとの彼女がすごい。「地元の図書館に話を持ちかけ、昨年、源氏物語の講演会を4回開いた。毎回、60人ほどのが聴講に訪れる好評ぶりで、今年も開くことになっている」と新聞にはある。
彼女が講演会を開くその場所は、何と、私がコーラスの練習に通う、その市民会館だったのだ。うんと近くで、夢をかなえた彼女とすれ違っていたのかと思うと感慨深く、新聞の切り抜きを何度も眺めている。
2 件のコメント:
以前の日記、覚えていましたよ。
そうですか、やる人はやるんですね。
σ(^^)思うだけでやらない人
覚えてくれてましたか(^^)
いつ書いたのか日付があいまいで、自分の日記の中を検索しようとしたら、うまくできずにあせりました。何とか探すことはできたけれどね。
私とて「思うこと」だけは誰にも負けずにいっぱいあります。
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