2011年5月16日月曜日

町内の同郷人

夕方、近所の人と立ち話している自治会の会長夫人に出くわす。
「祭のバザー券予約は1枚だったかねぇ。今度持って行くね」と
鹿児島弁で話し掛けて来るY夫人への返答に、ほんの少し躊躇。

共通語にすべきか鹿児島弁にすべきかスイッチ切り替えに迷いが出るのだ。結局、共通語と鹿児島弁のまざったおかしなイントネーションで言葉を返すことになるのがいつものこと。

4月のはじめの自治会総会では、同郷のご主人がテカテカの鹿児島弁で司会をした。讃岐弁と鹿児島弁が飛び交う集会場で、私の中の体内言語感覚が狂ってしまい、今いったい自分が何処にいるのかわからなくなるという奇妙な経験をした。

しかも自治会内には鹿児島県出身家族(ご夫婦で同郷)がもうあと1軒。34世帯で2軒も存在するのはこの香川県では稀有なことだ。

会長夫人がにこやかに言葉を続ける。「今、毎日、河川敷でグランドゴルフをしてるんよ。気が向いたらおいで。鹿児島の人が他にもいるんよ」誘ってくれたことにお礼をいいながら別れたが、5年後ぐらいにマイクラブを抱えて嬉々と河川敷に向かう自分もありかなと思った。

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