10月末から始まる「佐伯祐三展」に向け、ただ今勉強中です。名前はかろうじて知っていたものの、作品となると『郵便配達夫』ぐらいでしょうか。
ぶ厚い図録をひっくりかえしながら案内用の原稿書きにうなっています。ずいぶん昔の学生時代より、今のほうがよほどにまじめに勉強している気がします。
それにしても佐伯祐三は、わずか30歳でなくなっています。佐伯は一度日本へ帰国したさい、ふるさとの景色を描きましたが、ヨーロッパとは全く異なる土の道や木造の家を描くのに、ずいぶん戸惑ったようです。それが「若さ」から来ているのだったら…。彼があとせめて倍の年齢まで存命したとしたら、もしかして新境地の日本の街並みの美を、私たちに展開してくれたかも知れない、と思うと、夭逝したのが、いまさらに惜しまれます。こういった私の気持ちを、美術館に足を運ばれるお客様にお伝えしたいと思います。さてさて、勉強、勉強。
5 件のコメント:
お住まい拝見♪
とばかりやってまいりました。
見やすいページの上に内容も充実。
楽しみです(*^。^*)
崇子さん、ようこそ。
ブログの引越し作業がこんなに面倒とは。
Googleはかなり使いやすい感じ。
この文章自体が、立派な論に
なっていますね(^-^) 見事!!
さらっとしたいい思いじゃない
ですか。このままお話になれば
いいのに!!
あはは(^o^)
↑本名で送られちゃった(^-^ゞ
とどですm(_ _)m
いったいどなたかと、一瞬戸惑いました。
でも大丈夫、年賀状での本名をすぐに思い出しましたので気がつきました(^^)
というわけで よう お越し!
佐伯への私なりの「思い」を、トークのしめにしようと決めました。トークは最初と最後のフレーズに一番苦労するのです。これで原稿の半分はできたようなもの。後押しをありがとうございます。
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