絽の夏着物をリサイクルショップで買った。最初から洋服へのリフォーム目的だったので、丈は気にしなかった。実際。羽織ってみたらすごくモダンでいい柄!着てみたいと欲が出たが、ずいぶんと丈が短くあきらめた。150センチにも満たない、ずいぶん小柄な人が着ていたんだろうな~。
撮りだめしていた日曜美術館をみながら、和ばさみで縫い目を解いていくのは、ちょっと優雅な気分…
と思ったのはほんの最初だけで、今は音をあげかかっている。
おそらく単衣を選んだのが間違いだったのかも。しかも透ける絽なので、縫い目の始末が、私の感覚からすると異常に細かくて、縫った端の布も浮かないように、それはそれは丁寧に閉じてある。これは単衣の性質上なのかなあ…
もしも裏がついている袷(あわせ)だと縫い代の始末は見えないからもっと大雑把なのかもしれない。これも袷を解いたことがないので、本当のところはよくわからない(どなたか知っていたら教えてください)
まだ作業は始まったばかりで、気が遠くなるのだが、もう二度と着物の状態からのリフォームはするまい。
するとしたら、洗い張りした古布を選ぼう。
数ヶ月前、手先の器用な友人が、木綿の着物を解いて、それでもんぺとベストを作ってプレゼントしてくれた。お礼にランチをご馳走したけれど、彼女の労力を思うとディナーでも足りないぐらいだ。しみじみとありがたかったので「只今解体中」のグチと深謝の気持ちをメールした。
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2 件のコメント:
落ち着いていて、しかもモダンで素敵。
色合いもいいね~。
でも、実際に暑い季節に和装はかなりキツイよね。浴衣でさえ、なかなか着る気にはなれないもん(^^;
さあ、これがどんなお洋服に化けるのか、楽しみにしています。
ほどくにも疲れ果てて、最後は乱暴に引き裂いておりました(^^;その後おしゃれ着用洗剤で洗い、アイロンをかけた状態で放ってあります。まだここからがヨイショがいるぅ~。
きっと仕上がる頃は秋か冬…。
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