「皆様、〇〇です。恒例の(いつからだっ!)GT報告です。私の失敗談が皆様のお役に立てば…の一心でレポート致します。Y上さんは午前、私は午後の担当でしたが、来聴者は午前午後ともほぼ同じぐらいだったと思います。
宇田荻邨(うだてきそん)の《野々宮》の竹林の見事な線描を説明していたときに、60代と思しき男性のお客様から「タケを描くのにタケているんですね」と、ダジャレをカマされました。トーク中にダジャレを言われたのは初めてだったので一瞬ひるみましたが、我らボランティアの名誉のために負けてはならじと「座布団一枚さしあげます」と品格と優しさを持ってお返ししておきました。
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ネットからの借り物画像m(_ _)m |
失敗は小倉遊亀(おぐらゆき)《舞妓》でのこと。頭では背景が「プラチナ箔」だとわかっていたのにうっかり「銀箔」と連呼してしまい、トークが終わってからお客様(着物をサラリと着こなした70代のご婦人)に、キャプション(解説)との違いを指摘されました。お話を伺うと小倉遊亀の作品にかなりお詳しい方でした。
これからトークする方は私のように間違えないようにお気をつけください。「銀箔ではない銀箔ではない…」と唱えて眠るように(ふふふ、刷り込み成功か☆\(^^;)
それと余談ですが、今回の展覧会にはうちの殿(夫)も来まして、平山郁夫の描いた白い作務衣姿の青邨先生をじ~っと見てひとこと「人物があのサイズ※だと、寺の山門をくぐれない…」私は(知るか!)と思いつつ「御大は些細なことにはこだわらない」と答えておきました。さて、明日はM井さんとI田さんですね。お尻にジェット噴射を装着してがんばってください」
メールを送ってすぐに仲間の1人から爆笑したと返信あり。笑ってもらって嬉しかった。
(※ 京都の円覚寺の庭でくつろぐ前田青邨の姿。遠近法は使っていますが、何というか心の遠近法というか…。)
2 件のコメント:
GT、お疲れ様でした。
これでゆっくりGW気分に浸れますね。
それにしてもいつもながら、まめな情景描写の報告ですね。
再来週、東京でセザンヌ見に行く予定です。エルミタージュもやってるけど、両方見れるかなあ。
連休は、ラ・フォル・ジュルネが気になってました、いつか行ってみたいです。
は~い、これからやっと私のGWです。
セザンヌ展もエルミタージュもNHKの番組で見て、ああ、いいなあと指をくわえております。どっちかを選べといわれたら華やかなエルミタージュです!(私は)
そうそう、秋野不矩の作品勉強で美術館のことももう一度調べたら、藤森照信設計だったんですね。床は大理石で靴を脱いで、くつろぐようにして作品をみるのだとか。あの大理石は、女性のストッキングがひっかからないように磨き上げているのだ、と番組中で説明がありました。また録画していた昔のDVDで再び「渡河」をみて水牛の姿にまた感動しました。
http://lfjk.jp/index.html
ラ・フォル・ジュルネ↑を知りませんでした。すごい音楽イベントなのね!
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