九份から一度ホテルに戻り、ちょっと一息ついて向かったのが台湾一の高層ビル「台北101」。
昨夜のランタン祭り行きで、市政府の電停までは予習していたので、すいすいと行けた。駅までは、だ…。
ここから101までの無料バスに乗ったつもりが、何とそれは路線バスで、乗ってからあわあわと料金を確認し、財務担当のトドさんをあわてさせた(1人15元×4人分)目の前に101はそびえたっているのに降りるタイミングのバス停がわからず、4人でここだ、あそこだ、と言う姿をみていたのか、親切な台湾人女性が「ここで降りろ」と指さしをしてくれたので「謝謝」と何度もお礼をいいながら降りた(補足:ナビ役は寒さん、財務担当は私とのジャンケンで負けたトドさんに。hanaさんは黄門様)
観光客には路線バスは難しい、とガイドブックにはあったけれど、体験もできたので、まあ、ヨシとしよう。以上、バスよ~、と確かめもせず駆け出した私&寒さんの負け惜しみ。後ろでトドさんとhanaさんは冷静に「右じゃないの」と思っていたそうだ。
101への思い入れは、寒さんが一番強く、「昼間の眺望」にこだわったので、前夜のランタン祭りですぐ横を歩いているときに
「今が、美しいランタンの光を101から眺める絶好のチャンスよ」と3人でわざとけしかけたのだが
「昼間よ、昼間の眺望を見たいの~~」とイヤイヤしながら子どものように拘るところがおかしくて、可愛らしかった。
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台北101の耐震装置。アートのように美しい。 |
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これが509.2m。まもなくお披露目される日本の電波塔のスカイツリーは634m。 |
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街中にあったレンタサイクル。東洋的なペイント。 |
寒&momo |
ここで眺望を背中に映しこんだ画像を日本人の若者に撮ってもらう。父親らしき人物と来ているらしい青年自ら申し出てくれた(左画像)
そこへ「私たちもお願いします」とhanaさん。いいですよ、と彼。撮ってくれた彼の画像をみて、構図が思うようでなかったのだろう、「すみません、私たちのこちら側に背景が写るよう、撮っていただける?」彼がカメラを構えると、再び「あ、モードを切り替えてなかった」とhanaさん。
私と寒さんは「た、他人のふりをしていよう…」とこっそり背中を向けたのであった。さて、画像の出来は… 嫣然と微笑むhanaさんとトドさんの姿が美しき台湾の遠景の中にあったのをご報告しておこう。(画像はもらったのですが、只今捜索中)
夜は「麺料理」を求めて街中を右往左往。誠品書店(本の他 台湾のトレンドが集結したビル)のKIKIという店に疲れた足で行ったはいいが、「予約で満席です」と断られた。hanaさんは空腹の妄想からか「怪しい日本人のおばさん軍団だから断ったのでは…」とボソリ。その後三越のレストランに行くも、めぼしい店がなく疲れた4人は「とりあえず、ホテルへ」へとタクシーで戻った。
タクシーの中で「サウンドオブミュージック」の中の♪ひとりぼっちの羊飼い がラジオから流れていたので、一緒に気持ちよく歌ったら車から降りたあとで
「運転手のおじさんが、なんだこの人は、てな顔でびっくりしてた」との証言があった。
(補足:この歌の英語歌詞を覚えていないので、♪雨のコートはレインコート、れいほろれいほろ…と私は歌う)
このあと刀削麺が登場。乞うご期待! (と、ここまでは2月23日午後記述)
4 件のコメント:
楽しく読んでます。
しかし、細部までよく覚えてますね。思い出しながら、思わず笑みがこぼれます。
こうはんお2人旅のハプニングに期待
おもしろく読んでくれて嬉しいです。画像をあまり撮らなかったので(というか面倒になってきたので4日目からはhanaさんにまかしました)その分、皆様のおもしろいところを記憶に焼き付けました。
楽しそうな旅の様子を思い描きながら、
時にクスッと笑い(失礼)読みました。
4人とも存じ上げているので想像し易いです。
meguさんは全員と顔見知りなんだ。
なら、よくわかるでしょうね。
まだまだ珍道中は続きます。
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