2011年4月3日日曜日

『完全なる首長竜の日』乾緑郎著

『幸福な食卓』『卵の緒』(いずれも瀬尾まいこ)の2冊を、今週末の旅の友とする。
2冊とも評判がよい小説なので図書館で偶然見つけたときはうれしかった。

昨夜読了したのは『完全なる首長竜の日』(乾 緑郎 いぬいろくろう)。
ピークはすでに過ぎてしまった女性漫画家の「私」が話を進行していく。2011年『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。帯には『チーム・バチスタの栄光(海棠尊)以来選考委員が満場一致』とあった。文章の雰囲気から女の作家だと思っていたら、男の作家だった。漫画家の生活がリアルに書けていたことや、文章が無駄がなくて好きだ。読了したゆうべは夜更かしした。しばらくボウッとしていた。このラストを予想していたような、していなかったような。このお話は女の人が好きかも。

4 件のコメント:

nono さんのコメント...

momoさんたら、またまた誘惑する悪い人!☆\(^^;)

このミス大賞は、読んでハズレがないですね(と、少ししか読んだことないけど・・)

乾さんと瀬尾さん。
メモしておきましょう。

momo さんのコメント...

流れでいくとやはり北村薫方向かな、瀬尾さんは。ただ、底に流れるものが怖んですよ~。恐怖の通奏低音。

かん さんのコメント...

昨日、「仕事の流儀」で九州新幹線のデザイナーの方が出てましたね。

あの電車に乗るのかな。
新幹線の外観と中からの景色と室内の様子も是非アップしてください。

帰省楽しんできてください。

momo さんのコメント...

茂木さんと住吉アナ(名前があいまい)がレポーターで出ていましたね>プロフェッショナル!わざわざ録画してみました。取材で出た黒い、カッコいい新幹線は「つばめ」です。足元の敷物にツバメ模様があったよね、あれは憎い(^^)ところで、つばめレディ(女性乗務員)はものすごくきれいな人が多いです。前に乗ったときに目の保養になりました。

私が乗るのは「さくら」です。実家が薩摩川内市(さつませんだい)で「みずほ」は停まらないので「さくら」でいきます。もしかして敷物には「さくら」模様があるでしょうか。精いっぱい取材してきます。