2011年3月5日土曜日

<杉本博司:アートの起源>内覧会

MIMOCA(猪熊弦一郎現代美術館)にて1年間通しで企画されている杉本博司さんの<アートの起源:第2弾展覧会>「建築」の内覧会へ出向く。6日の日曜からの開催に先駆けての、メディアとサポーターが招かれての、学芸員によるギャラリートークあり。

ちなみに私のサポートとしたこととは100枚の名刺サイズの割引チケットを友人知人に配ったこと。その労が報われてご招待いただいた。一番印象に残ったのは「陰影礼賛」。暗がりの中でぼうっと炎をくゆらす和蝋燭が美しかった。

トーク終了後は2Fのカフェでひといき。この日は念願の一番奥のソファー席に座れた。この席はいつも誰かが座っていて、なかなか機会がなかったのだ。イサム・ノグチのデザインで、ユニークな形をしている。窓の外をみると、壁をつたう水の流れの「滝」のような作品がみえる。いつまでもいつまでも水は落ち続け、逆に自分が天空に登るような錯覚を覚えた。
※パンフレットの写真は安藤忠雄の建築物「光の教会」を題材に杉本氏が写真の作品にしたもの

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