2010年10月12日火曜日

黒い雨傘で植田調

植田正治写真美術館に行くなら黒い雨傘は必携だと思っていた。
「11日は降らないのに」と不思議がる殿には
「あとでわかる」と返事して、とりあえず出発。

窓からの風景もアート。美術館の設計は高松伸。
植田正治風に白黒にしてみた。シブいじゃないですか…

植田正治の写真には黒い傘が小道具として登場する。
写真集の中の男は黒い傘、本、シルクハット姿。
小道具をマネて、構図を気取ってみる。
セピアカラーにすると… ほうなかなかのもんだ。


「少女四態」という作品をモチーフにした建物の外観。
黒い傘をさし、それなりのムードを狙ったが傘と背景の色とが同化してしまった。
これはカメラマン(殿)のチェックミス。
11月からわが美術館で植田正治展が始まる。こんな魅力的な写真を案内ができることが嬉しい。

2 件のコメント:

しのみぃ さんのコメント...

お久しぶりです。
植田正治写真美術館へ行ってきたのですね。
僕も先月、何度目かの訪問してきたところです。
展示物は変わらないのに、何度足を運んでも飽きない魅力に満ち溢れてますね。
真似するなら鳥取砂丘へ行きましょう(笑)

髙松美術館での展示楽しみにしてます♪

momo さんのコメント...

写真のプロ、アマにかかわらず、その人たちにとっては聖地のような場所かと思います。どの人も作品を見に来たというより、美術館にある椅子からじっと外を眺めていたり、あるいは外に出て腰掛けてボンヤリしていたりと、時間の流れがとまったような感じでした。

しのみぃさんはさすがに何度も行ってたんだ。高松市の美術館にぜひおいで下さい。11月2日がオープンです。