2012年6月10日日曜日

フルートフェスティバル


友人の奥様がフルートフェスティバルに出演。以前から興味があったので、会場のサンポートホールまで出向いた。演奏は14時からだが、その前にフルートメーカーが6社ほど寄り、ロビーで試吹をさせてくれるという。

ムラマツに馴染みがあったので、10本ほど並べてあるフルートの中から、一番安価な(それでも高いのだけれど)25万円程度のを吹かせてもらった。歌口は銀で胴体はニッケルだそうだ。簡単なソの音を出してみる。まあ、出るには出たが、スッカスカのつまんない音。いや、楽器のせいではなく私が下手くそだから、デス。

せっかくだから…、とちょっと口ごもりながら一番右端にあった18金のフルートを指差し
「話の種に吹かせてもらっていいですか」
ちなみに値段は380万円…

「どうぞ」と少しも動揺を見せずに、女性写真が歌口を拭いて手渡してくれた。う~ん、やらかい(スガシカオ風に)音だ。最近のフルートは丸いキーの部分に穴が開いているのねぇ。昔のは全部ふさがっていたはずなので、ちょっと驚いた。「黄金のフルートはランパル気分ですね」などと、ちょっとハイな口調になった自分がそこにいた。

さて、本日の演奏会。
ディズニーのメドレー、P・マッカートニーのミシェル、初恋(シルヴァ)、マズルカ、ソナタと盛りだくさん。日本フルートコンベンションピッコロ部門で一位になった奥本華菜子さんのみずみずしい演奏が心に残った。

全体演奏で聴いたドボルザークの交響曲第8番、第Ⅲ楽章、チャイコフスキーのくるみ割り人形は楽しめた。100名によるフルートオーケストラは始めてだったので新鮮だった。誘ってくださったDご夫妻に感謝。

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