2011年2月21日月曜日

演奏会を乗り切る

昨日の20日は隣町のホールで演奏会だというのに男性指揮者のK先生がインフルエンザでダウン。急遽、女性指揮者のS先生が振ってくれることとなった。

♪ Ein'feste Burg ist unser Gott (バッハ作曲 邦題「神はわがやぐら」)
♪ The Majesty and Glory of Your Name

演奏は上の2曲。ピンチヒッター依頼をS先生が受けたのは、前日の午後6時。K先生は熱にヘロヘロになりながら、電話口でS先生に譜面の説明をされたに違いない。S先生は小柄だけれど(体格は関係ないか…)肝のすわった女性で、20日はぶっつけ本番で臨んだわけだ。小ホール(練習室)の前でストレッチ、発声。リハーサルのあとも本番前にもう一度ロビーに集まってハーモニー、指揮のタイミングの確認。そして本番。バッハも、Majestyも破綻なく終った。「あとの曲のほうがよかった」との、観客からの声も届いた。2曲目のほうがメロディアスなので、ウケがいいのだろう。

反省会(つまり打上げ)はピアノカフェ「ルフラン」にて。

コーヒーとケーキを頼んだ人はすぐにありついたが「よくばりパフェ」をオーダーした5.6人は30分ほど待たされることとなる。「バナナを南の国まで買いに行ったのだろうか」とウワサしたほどに長く感じた。

ピアニストでもあるお店のオーナーH女が、お待たせして申し訳ない、とライブ演奏の時間でもないのに、ピアノを弾いてくれるという。誰かが、団の譜面を渡してリクエストしたようで、今練習中の「ツゥナイト」や「クライムツゥザマウンテン」が聴こえてきた。ピアノにあわせて、他のお客もいたので、皆で小さい声で歌った。遠足のバス車中のような連帯感が漂い、ずっとこのままここに居たいと思った。

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