2005年8月11日木曜日

『半島を出よ』(上)


今話題の本、村上龍の書いた「半島を出よ」(上)を読む。下巻をすぐに読みたいところだが、図書館の予約待ちなので、完結までたどり着くのはまだ先かなあ。

つい先だって衆議院が解散され、国政は混沌としております。このお話は、2010年の話で数年先の話ということもあり、そういう意味でも強い関心をもって読めるのではないかな。 えっと、2010年の与党はどうなっていたっけ… とページを繰るがよくわからん。読みとばしたらしい☆\(^^;)

本を開いてすぐに目次のページ。続いて登場人物紹介に何と6ページも。もっとも登場人物があまりにも一人一人個性が強く、一度読むと忘れないので、意外にも、前に戻って確かめることはそうはなかった。

あ、中身からちょっとずれちゃいましたが、簡単にいうとおもしろい小説でした。「殺し」か「純愛もの」しか読まないこの私がかくも硬派な物語に没頭したのは稀なこと。

ずれついでに、表紙カバーのヤドクガエルって本当に存在するらしい。あまりにも芸術的な模様だったのでてっきりCGデザイナーの創造物だと思ったのだった。

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