2005年3月1日火曜日

映画 『愛と青春の旅立ち』


<原題 "AN OFFICER AND A GENTLEMAN” 1982年アメリカ>BS2で放送されたのをみる。劇場を含めると、おそらく5回はみているこの映画。 それなのに、ザック(リチャード・ギア)が 教官に しごきを受け、ついには「僕には行くところがない」 と泣く場面では 一緒にオイオイ泣いてしまう。

もちろん、一番いいのがラストシーン。 ここに来ると、寝転がっていた身を立て直し、 正座なんぞ しちゃってハッピーエンドへのエクスタシーを迎える準備 を するわけなのだが。 紙工場で作業する工員(その中にはポーラの母もいる) の羨望のまなざしを集めるなか、海軍士官の眩し過ぎる 白い制服に身を包んだザックがポーラを迎えに来る。 シンデレラのごとく、新世界へ旅立つのだ。 きっとポーラはこのあと任地のハワイとかいって仕官の 奥様として暮らすのねえ。めでたし、めでたし。 単純明快な、愛すべき、そして今でもお気に入りの映画。

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